夏のくじら

進境著しい気鋭の新作、爽やかな青春長篇

高知の夏の風物詩・よさこい祭り。東京からやってきた内気な大学生・守山篤史は憧れの女性への思慕を胸に鯨井町チームに参加する

担当編集者より＋

大崎さんは２００６年にデビュー、書店員の経験を活かした成風堂書店シリーズで人気を博したミステリー界期待の新人です。「児童書作家志望でした」という大崎さん、今回の主人公は大学１年の男の子。都会での受験に失敗し、不本意にも親の故郷・高知で学生生活を送ることになった篤史。従兄弟から本場「よさこい祭り」に参加してくれ、と懇願され、渋々ブログ開設や踊りの練習をしていくうちに、及び腰が本腰に。若者と祭りの熱気を爽やかに描ききった傑作長篇です。８月９日より始まる土佐のよさこい祭りと同日発売。（ＫＨ）

商品情報＋

書名（カナ）	ナツノクジラ
ページ数	320ページ
判型・造本・装丁	四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日	2008年08月10日
ISBN	978-4-16-327330-3
Cコード	0093

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