作品紹介

並々ならぬ技量が評価される若手作家の逸品

盲目の友人との微妙な関係を精密に描いて第139回芥川賞候補となり、賞賛を浴びた表題作。「たそがれ刻はにぎやかに」を併録

担当編集者より
「風化する女」で文學界新人賞を受賞しデビュー。確かな読者を開拓しつつある途上で現れた傑作短篇が「月食の日」です。芥川賞候補にもなり、選考委員の賞賛を浴びましたが、惜しくも受賞には至りませんでした。盲目の友人との交流を乾いた文体で描くのですが、視点がめまぐるしく切り替えられるのが特徴です。その視点の変化を注意深く辿ってゆくうちに小説世界に深く引きずりこまれていきます。テクニカルに書かれていながら、小説世界の比類なさで心をわしづかみにしてしまいます。併録の「たそがれ刻はにぎやかに」もちょっとレトロな雰囲気の魅力溢れる作品です。(OS)
商品情報
書名(カナ) ゲッショクノヒ
ページ数 168ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2009年09月30日
ISBN 978-4-16-327810-0
Cコード 0093

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