作品紹介

奇想天外なファンタジーが日本社会の真実を衝く!

老いた白猿の肉体に呑み込まれた兵士の魂が、戦後日本の変貌を目撃し、詩人の魂が「猿の詩集」を編む——丸山文学の頂点を示す傑作!

担当編集者より
時は第2次世界大戦中。南方の激戦地にて眉間を撃ちぬかれた男の魂が、1匹の猿に乗り移る——。あの戦争を超越的な視点から語りつつ、そこに生きる市民、権力者、そして天皇の在り方をも論じる異色の超大作です。文章を読点によって長く続けるという、特異な文体が放つ異様さもさることながら、日本の戦後と全身全霊で向き合い、批判していく本作は、まさに「圧倒的」の一言に尽きます。約2年ぶりとなる著者の長編小説は、丸山ファンだけでなく、「昭和」を生きた人たちに是非読んでほしい1冊です。(KN)
商品情報
書名(カナ) サルノシシュウ
ページ数 344ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年03月10日
ISBN 978-4-16-329020-1
Cコード 0093

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く