作品紹介

第110回文學界新人賞受賞作

東京下町の廃工場建物で柿渋塗り作業に没頭する男と大家の老人。廃工場を拠点に彼らとその周囲の人々がゆるやかに繋がっていく

担当編集者より
東京の下町、業平(なりひら)橋で廃工場を借り、木に鑢(やすり)をかけ丹念に柿渋を塗る男。工場掃除に人が集まったり、柿渋の作業中に元カノが思いがけず訪ねてきたり、廃工場の持ち主の老人が顔を出したりする。一方、その老人の家業であるバネ会社の歴史も述べられる。一見関係のなさそうな話や、登場人物たちが緩やかに繋がっていきます。人との結びつきがバネのように伸びたり縮んだりするさまが緻密な文章で描かれ、読後伸びやかな気持ちになる第110回文學界新人賞受賞作。注目の新人登場です。(YS)
商品情報
書名(カナ) ジユウタカサエッチ
ページ数 112ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2010年08月30日
ISBN 978-4-16-329630-2
Cコード 0093

著者

穂田川 洋山

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