作品紹介

「新しき村」は理想の実践か? 世紀の愚行か?

武者小路実篤が“理想郷”「新しき村」を建設したこの時期、「大衆」が社会の主役になりつつあった。変遷する時代精神を描く長篇評論

担当編集者より
大正七年、武者小路実篤は宮崎県に土地を購入し「新しき村」を開村しました。各自の資質に応じた労働の分担など、彼が追い求めてきた「人道主義」思想の実践であり、理想社会のモデルとなるはずでしたが、当然というべきか、さまざまな困難に見舞われます。一方、当時社会の知的・経済的な主役は明治期のエリートから大衆へ移行しつつありました。明治維新から約半世紀、大正時代は、日本が明治から昭和にかけて大きく時代精神を変化させながら上ってゆく階段の、踊り場のような時代でした。そんな時代の軌跡を白樺派と同時代の人々の群像で描く長篇評論の傑作です。(OK)
商品情報
書名(カナ) シラカバタチノタイショウ
ページ数 448ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 2003年06月30日
ISBN 978-4-16-365060-9
Cコード C0095

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