作品紹介

つねに様々な小説様式で深い宗教性を感じさせる作品を発表してきた芥川賞作家・鹿島田真希の夫婦小説。結婚十年目のカップルが、互いへの疑いや気づまりの念を交互に独白してゆく。やがて二人は呼応するかのように、社会にではじめの頃、大学生の頃、高校生の頃、子供の頃の記憶をさかのぼり、行き着いたのは……。女子大生ミカの不敵な挑戦を描く「パーティーでシシカバブ」併録。

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担当編集者より
「冥土めぐり」で難病の夫とその妻の一泊二日の旅行を描き、理不尽のなかにこそある救済の可能性を示唆し深い感動を生み出した鹿島田真希さんの新作は、結婚十年目の夫婦の告白体小説です。夫の浮気を疑う妻と、そんな妻を負担に感じる夫。互いへの気持ちを口に出せず、各々穴を掘るように自分の記憶を遡っていくうちに辿り着く境地とは。人間を、人生を、世界を、それ以上のものを見つめる作家の深いまなざしに慄然とします。音楽のように純度の高い併録短篇「パーティーでシシカバブ」も衝撃的な面白さです。(KH)
商品情報
書名(カナ) クレテイクアイ
ページ数 334ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2013年05月10日
ISBN 978-4-16-382140-5
Cコード 0093

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