作品紹介

ある月曜日、西東京市の空き家になっているアパートの浴室で男性の死体が発見された。浴槽に座らされた死体は両手首が切断され、血溜まりに浸かった状態で遺棄されていた。死後一日程度が経過しているにもかかわらず血は凝固していない。検査の結果、抗凝固剤と水が混入されていたことが判明。さらに、失われた両手首のうち左手は列車のコンテナの中から、右手は大阪の空き家の壁の中から発見された。状況を調べると左手も右手も土曜日のうちにそれぞれの場所に置かれたとしか思えないのだが、死体の男性は日曜日に元気な姿を目撃されていた――。難事件に手を焼く刑事たちに、警察署の上層部が差し向けた助っ人は、なんと孫の背におぶさったお婆ちゃんだった!? トリックてんこ盛りの作風で「やりすぎミステリー」の異名を持つ本格ミステリー界の俊英が放つ渾身の一作。

書評・インタビュー

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担当編集者より
謎とトリックがてんこ盛りの作風から、「やりすぎミステリー」と呼ばれる小島作品。デビューから十年近くがたった今、著者はさらなる高みを目指してトリックの見せ方により趣向を凝らし、魅力的な新探偵キャラを起用しました。両手首を切断された男が、浴槽の血だまりに浸かって殺されていた。強いインパクトを残す最初の殺人から、やがて事件は連続殺人、それも見立て殺人の様相を呈します。腕利きの刑事たちも手をこまねく難事件に、孫の背中に負ぶさったおばあちゃんが挑む!? 話題の新鋭の最高傑作です。(AK)
商品情報
書名(カナ) エイエンノサツジンシャ オンブタンテイ シロサワカオルノテニッキ
ページ数 304ページ
判型・造本・装丁 四六判 軽装 並製カバー装
初版奥付日 2013年08月30日
ISBN 978-4-16-382420-8
Cコード 0093

著者

小島 正樹

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