作品紹介

秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡。秀吉から於祢(ねね)へ、お茶々へ、お江へ、さらには赤穂義士や田沼意次、尾形光琳、はたまた芹沢鴨へと、時に贈答品、時には呪われた品として持ち主が代わっていく中で、鏡に写り込むのは江戸という時代の色と、人々の心模様――。二〇一三年三月に急逝した直木賞作家・北原亞以子さんが、十年あまり書き継いだ一大江戸絵巻『ぎやまん物語』がいよいよ刊行です。鏡を語り手に選んだことについて北原さんはこう書き残しています。
「鏡は人の顔だけでなく、様々なものを映します。鏡がそれを持っている人のどういう様子を映すかで、その人の内面まで描くことができたらと思っています」
端正かつたおやかな文章で、生涯江戸時代に生きる人々を愛し、書き続けた北原さんの集大成ともいえる作品です。

担当編集者より
秀吉への貢ぎ物としてポルトガルから渡来したぎやまんの手鏡。秀吉からねねへ渡され、お茶々へ、お江へ、さらには尾形光琳、赤穂義士や田沼意次、シーボルト、芹沢鴨へ――。次々に持ち主が代わっていく中で、鏡に写り込むのは江戸三百年の時代の色と万華鏡のごとき心模様――。二〇一三年三月に急逝した直木賞作家・北原亞以子さんが、足かけ十五年をかけて書き継いだ一大江戸絵巻『ぎやまん物語』が刊行です。 端正かつたおやかな文章で、生涯江戸に生きる人々を愛し、書き続けた北原さんの集大成ともいえる作品です。
商品情報
書名(カナ) ギヤマンモノガタリ
ページ数 448ページ
判型・造本・装丁 四六判 小口折 並製カバー装
初版奥付日 2014年02月15日
ISBN 978-4-16-390007-0
Cコード 0093

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く