作品紹介

日本人はこんなにもうつくしく逝けるのか――。二十一世紀に入り、日本人の死生観は変わった。ドラマティック・エンディングからナチュラル・エンディングへ――死は、劇的な大事件から、身近でさりげないものに変わった。誰にでも確実に訪れる死と、私たちはどう向き合っていくのか。見送る人に鮮烈な印象をのこした市井の男女三十通りの「逝きかた」。そこから失われつつあった日本人への信頼感がふたたび静かによみがえってくる。超・高齢化社会を鋭く見据えた、語りおろしインタビューと「十六通りの二十世紀の死」を併録。第75回文藝春秋読者賞受賞。

担当編集者より
前回の投稿募集が十四年前。ちょうど20世紀の終わりにあたります。五木先生の言葉をお借りすると、この間の死生観の変化は「ドラマティック・エンディングからナチュラル・エンディングへ」。殊更に語り継がれるような特殊な死ではなく、日常のなかで自然に見送られていく逝き方が主流になったのでは、と指摘されています。収録の語りおろしには、超高齢社会を生き抜く知恵に加え、これからの「逝き方」には既存の宗教をこえる新たな死生観が必要とされる――など頭の改革を迫られる考察が満載。必携の一冊です。
商品情報
書名(カナ) カンポン ウラヤマシイシニカタ
ページ数 240ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年04月15日
ISBN 978-4-16-390044-5
Cコード 0095

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