作品紹介

正史「三国志」を書いた男の父は、魏軍に大敗した蜀の馬謖の参軍を務め、諸葛亮(孔明)に罰せられた罪人だった。「父が諸葛亮を怨むことがなかったのはなぜか――」この思いが男を歴史に向かわせ、後に彼に「三国志」を書かせることになる(「陳寿」)。
高い芸術的感性を持ち、琴の名手でもあったその女性は、董卓に仕えていた父親の刑死により運命が暗転、匈奴の妾として人生を過ごすことに……。数奇な運命をたどり、後に曹操を驚かせた彼女の能力とは?(「蔡琰」)。
王粲、韓遂、許靕、公孫度、呉祏、蔡琰、鄭玄、太史滋、趙岐、陳寿、楊彪、劉繇、
後漢末期から晋の時代に生きた、「三国志」の世界に独自の色彩を与える異色の十二人、その評伝を収録。

勇気とか不屈とかいう精神は、政治や軍事の表舞台に立つ者だけが発揮する者ではない
(本文より)。


(「靕」の左側は「立」)

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担当編集者より
宮城谷昌光さんの『三国志外伝』は昨年十二巻で完結した『三国志』に並行して書かれ、正史『三国志』を書いた歴史家・陳寿、悲劇の女性詩人・蔡琰など、合計十二人の評伝が収められています。「『外伝』で歴史の主流にいない人物を書くことで、『三国志』執筆のバランスをとっていた」という宮城谷さん。物語は非主流ゆえの豊饒さに満ちて、『三国志』へのあらたな視点を与えてくれるものに。宮城谷『三国志』唯一の側面史となる、読み逃せない一冊です。
商品情報
書名(カナ) サンゴクシガイデン
ページ数 392ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年05月15日
ISBN 978-4-16-390057-5
Cコード 0093

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