作品紹介

危うさのない人生など、ありえない。
「太陽の季節」以来、半世紀以上にわたり作家として、そして政治家として脚光を浴び続ける筆者の最新短編集。伊豆諸島から九十九里沖まで丸三日間、身一つで漂流した男の体験、あるいは人生で成功を収めた男が、学生時代の仲間との無銭旅行を振り返って覚える月日の流れの無情さ……。作者自身の自画像を投影しつつ、人間の生と死が交錯する一瞬を鋭く切り取った、『わが人生の時の時』などに連なる傑作短編集。
豊崎由美さんと栗原裕一郎さんの共著『石原慎太郎を読んでみた』が読書界の話題をさらうなど、再評価の機運が高まる石原文学。タイトル通り、今年82歳を迎えるとは思えないほど過激な短編集です。ともすれば政治家としての言動に注目が集まりがちな筆者ですが、この機会に、ぜひその奥深い文学世界に触れてみてはいかがでしょうか。

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担当編集者より
豊崎由美さんと栗原裕一郎さんの共著『石原慎太郎を読んでみた』が読書界の話題をさらうなど、再評価の機運が高まる石原文学。タイトル通り、今年82歳を迎えるとは思えないほど過激な短編集です。3日間、太平洋上を身一つで漂流しながら奇跡的に生還した男の経験談をはじめ、生死の臨界点を鋭く活写した作品ばかり。ともすれば政治家としての言動に注目が集まりがちな筆者ですが、その作家としての姿勢は、『太陽の季節』から60年間、まったく変わっていません。この機会に、ぜひ触れてみてはいかがでしょうか(MJ)。
商品情報
書名(カナ) ヤヤボウリョクテキニ
ページ数 256ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年06月30日
ISBN 978-4-16-390078-0
Cコード 0093

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