単行本
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奴隷小説

桐野夏生

  • 定価:本体1,200円+税
  • 発売日:2015年01月30日
  • ジャンル:エンタメ・ミステリ
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作品紹介

突然原理主義者らしき兵士に襲われ、泥に囲まれた島に囚われてしまった女子高生たち(「泥」)。村の長老との結婚を拒絶する女は舌を抜かれてしまう。それがこの村の掟。そしてあらたな結婚の相手として、ある少女が選ばれた(「雀」)。アイドルを目指す「夢の奴隷」である少女。彼女の「神様」の意外な姿とは?(「神様男」)。管理所に収容された人々は「山羊の群れ」と呼ばれ、理不尽で過酷な労働に従事せざるを得ない。そして時には動物を殺すより躊躇なく殺される。死と隣り合わせの鐘突き番にさせられた少年の運命は?(「山羊の目は空を青く映すか」)。
時代や場所にかかわらず、人間社会に時折現出する、さまざまな抑圧と奴隷状態。それは「かつて」の「遠い場所」ではなく、「いま」「ここ」で起きてもなんら不思議ではない。本作を読むことも、もしかすると囚われのひとつなのかも――。
何かに囚われた奴隷的な状況であることのみが共通する、七つの物語。桐野夏生の想像力と感応力が炸裂した、超異色短編集。

書評・インタビュー

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担当編集者より
桐野夏生さん久々の短編集となる本作はその名のとおり、さまざまな囚われの状態にある人々を描いた超異色短編集。現実の事件を想起させる作品もあれば、地下アイドルのライブ会場(!)に起こる「ある奴隷状態」が描かれるなど、桐野さんの想像力と感応力が炸裂します。そして本作の切先は、最終的に読むものに向かいます。「あなたも何かに囚われているのでは?」さまざまな囚われ、その意味を問いかける、過激な作品集です。
商品情報
書名(カナ) ドレイショウセツ
ページ数 160ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年01月30日
ISBN 978-4-16-390196-1
Cコード 0093

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