作品紹介

「この作者は巧みな投手だ。球筋の読めない心理戦に翻弄された」と作家・横山秀夫が賞賛した、臨場感あふれるスポーツ新聞の現場を描く連作短編。

部下に、「とりあえず、ニュースをだせ」と他社の知らないニュースを獲ってくることをひたすら求め続ける東西スポーツ野球部のデスク・鳥飼は、「スポーツ新聞の三大要素は、『金』『出世』『女』だ!」とうそぶき、その露骨で下品な言動と、なりふり構わぬ取材ゆえ、社内外でも敵の多い人物。部下や同僚からは、「トリダシ」と影で忌み嫌われている。

しかし強烈な個性で周囲を巻き込んで、数々のスクープをものにし「影のGM」と噂されるほど優秀な記者でなのだ。
異能の記者”トリダシ”とは、はたして何者なのか。彼の周囲の人々の目から、徐々に真実の姿が明らかになる。
『球界消滅』で、その先見性とストーリーを、各方面の書評で絶賛された著者が、満を持して自らの記者体験をもとに描く選手も記者も騙し合いの熾烈なスクープ合戦の舞台裏。

書評・インタビュー

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担当編集者より
MLBとNPBの合併を描いた小説『球界消滅』が、各方面で絶賛された著者が、いよいよ、自らのルーツとなる新聞記者ものに挑みます。ライバル紙とのスクープの抜き合いに、社内での出世競争。選手と記者、そして記者同士の騙し合い。部下が駆け回って集めた大事なネタも、上司が大きなスクープを獲るためのダシに使う。そんなエゲツないスポーツ紙の現場を描きます。帯の推薦文は、元新聞記者の作家・横山秀夫さん。これで、つまらないわけがない。まだ、本城雅人の面白さを知らないなんて、もったいないかも……。
商品情報
書名(カナ) トリダシ
ページ数 344ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2015年07月05日
ISBN 978-4-16-390293-7
Cコード 0093

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