作品紹介

光源氏はこのとき「実事あり」? 歌聖・定家の神話を崩すと何が見えるか? 自由闊達な眼で古典を甦らせるスリリングな傑作批評選

担当編集者より
丸谷才一さんの批評活動を集大成した批評集第二巻。柱は二つ。『光る源氏の物語』(大野晋氏との対談)と『後鳥羽院』。『光る源氏の物語』はかの難解なる大古典を宮廷ゴシップ・スキャンダル集として読み解くという、大胆にして魅惑的な試み。行間から「ここは実事あり」と判定して、どんどん大古典の峻厳な壁を崩していく様は、愉快・痛快・爽快です。また『後鳥羽院』は、歌による伝記の試みという、これまた画期的な批評。定家の影に隠れて「旦那芸」でかたづけられがちな後鳥羽院の凄さが、俄然、目からうろこが落ちるようにわかってしまうという幻の名著(この批評集以外に入手困難)です。いずれも抄録にして、面白い作品をさらに面白くしてお見せします。(T・M)
商品情報
書名(カナ) ゲンジソシテシンコキン
ページ数 408ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 カバー装
初版奥付日 1996年03月01日
ISBN 978-4-16-504130-6
Cコード C0395

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