作品紹介

嫌悪こそ、腐蝕しきった現代の人間を救う唯一の感情である

母の姦通現場へ乗り込み、「家族」の虚妄を知った医学生・治夫。セックスと殺人は、医療と信仰は、彼の魂を救えるか? 解説・斎藤環

担当編集者より
母親の姦通現場に踏み込み、故郷を飛び出した過去を持つ医学生・緋本治夫。高校時代のマドンナ・英子が勤務先の店主に苦しめられていることを知り、共謀して男を毒殺する。英子は結婚を迫るが、不治の病に冒された息子を持つ菊江に治夫は聖母のおもかげを見出し、思慕をつのらせていく。はたして彼の魂に救済は訪れるのか。化石のように索漠とした人間関係を「嫌悪」によって破砕する青年を描く70年発表の長篇小説は著者の代表作の一つであり、今日性をはらんでいます。(TM)
商品情報
書名(カナ) カセキノモリ イシハラシンタロウノブンガク
ページ数 560ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製函入
初版奥付日 2007年02月25日
ISBN 978-4-16-641590-8
Cコード 0393

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く