作品紹介

現実よりも観念を重んじ、道徳的な装いで相手を指弾する——儒教と華夷思考が、かつてリアリズムの世界にいた韓国人を変容させた

担当編集者より
「頭のいい人の揃っている国が、なぜうまくいかないんだろう」と、永年、朝鮮研究にたずさわってきた著者は自問します。リアリズムに徹し、隣の中国ともしたたかに対応してきた古代韓国人が、朱子学の影響で、武より文を、現実より観念を重視するようになってしまう。道徳的言辞で孫子の代まで指弾しあう「党争」のすさまじさ。国が滅びようとも、夷を蔑み中華を奉じる華夷思想——。現代にも受けつがれ、時に日本人が異和を感じる、韓国人の思考法の淵源と変容を、浮き彫りにしています。(AK)
商品情報
書名(カナ) モノガタリカンコクジン
ページ数 200ページ
判型・造本・装丁 新書版
初版奥付日 2001年08月20日
ISBN 978-4-16-660188-2
Cコード 0239

著者

田中 明

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