文春新書

糖尿病で死ぬ人、生きる人

牧田善二

  • 定価:本体750円+税
  • 発売日:2014年06月20日
  • ジャンル:ノンフィクション
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作品紹介

糖尿病といえば、生活習慣病であり、一度なったら治らない。摂生しつつも、いつなるかわからない合併症におびえる。そんなイメージが定着しています。しかし、東京で数千人の糖尿病患者を診ている牧田先生は、「糖尿病、恐るるに足らず」といいます。
糖尿病は「膵臓不全」ですから、確かに治りません。
しかし、極端な高血糖や低血糖状態を回避していれば、糖尿病で死ぬことはありません。では、なにが怖いのか。それが、糖尿病によって引き起こされる合併症です。合併症には3種類あります。腎不全(慢性腎臓病)、失明、壊疽です。
壊疽に至るまで糖尿病を放置する(される)ことは現在ではまず考えられませんから、問題は失明と腎不全ですが、かなりステージの高い糖尿病患者でも、失明は、外科手術で治せます。腎不全はなりかけで発見すれば、薬で治ります。
しかも、合併症になるかならないか、腎不全になるかならないかは、10年以上の生活習慣の蓄積によるので、昨日今日の血糖値やヘモグロビンA1Cに一喜一憂してもしょうがありません。つまり、糖尿病患者は、あまり毎日の摂生に気を病むことよりも、尿アルブミンを定期的に監視し、それが高まった時に、適切に薬を使って腎機能を回復させれば、健康で楽しい生活が謳歌できるのです。 その上で、糖尿病の人は、がん、心筋梗塞、脳梗塞、認知症の早期発見・早期治療に取り組んでほしい、と著者は言います。それらの病気になるリスクは、糖尿病の人とそうでない人を比べると、糖尿病の人の方が高いからです。それらの病気の早期発見・早期治療ができれば、糖尿病でも100歳まで生きられる。それが牧田式糖尿病最新治療です。
糖尿病とのまったく新しい付き合い方、合併症の克服の仕方、糖尿病でも健康で長生きするための秘訣を、豊富な実例とともに伝授します。

担当編集者より
糖尿病専門医の牧田善二先生は、「糖尿病の合併症は治せるようになりました。糖尿病でも100歳まで生きられる時代になったのです」と言います。糖尿病の三大合併症とは、慢性腎臓病(腎不全)、失明、壊疽のこと。それらが薬や手術で治せるようになったのだから、過剰に血糖値やHbA1cを気にするよりも、合併症の進行を定期的にチェックし、寿命を縮めるがん、心臓病、脳卒中、肺炎の四大疾患にならないようにすべきだと言うのです。糖尿病とのまったく新しい付き合い方を提案する新書です(HB)。
商品情報
書名(カナ) トウニョウビョウデシヌヒト イキルヒト
ページ数 208ページ
判型・造本・装丁 新書判
初版奥付日 2014年06月20日
ISBN 978-4-16-660975-8
Cコード 0247

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