作品紹介

いまもなお記憶に残る、誰もが魅了されたあの声、あの笑顔――人を愛し、芝居を愛した、十八代目中村勘三郎は、寝る間を惜しんで五十数年間、たくさんの人と出会い、多くのことを吸収し、人の何倍も生きた。幼いころから、その成長ぶりを見守り続けた著者による、人間・勘三郎の魅力をあますことなく綴った一冊。

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担当編集者より
中村勘三郎さんがお亡くなりになられてはや3年が経とうとしています。
著者の関容子さんは、幼いころの勘三郎さんの成長をずっと見守ってきた母親のような存在であったのだと、この作品を読んでしみじみと感じました。
誰からも好かれる親しみやすいキャラクターと、当代一流の芸で多くの人々を魅了した勘三郎さん。もし関さんがいなかったら、埋もれてしまったであろうエピソードが忠実に記録されています。この作品を通してぜひ自分だけの勘三郎さんの思い出を作っていただければと思います。
目次
第一章 初恋の人に銀の薔薇を――「どこにいても毎日会おう」北海道でも九州でも
第二章 勘三郎スピリットと仁左衛門――実の兄とも慕った松嶋屋との友情
第三章 超多忙な天才子役――学校、芝居、テレビ、ラジオ、映画に稽古の毎日
第四章 中村屋極付『連獅子』誕生秘話――先代と。息子たちと。しかし果たせなかった「孫獅子」との共演
第五章 命あってのもの――「子どもたちを頼むよな」姉・波乃久里子に託した日
第六章 二十二歳下でも海老蔵は友だち――アリゾナの別荘に、稽古に押しかけた弟分
第七章「わたしの若い友人」と書く作家――相次いで逝くことになる丸谷才一から学んだこと
第八章 新しい世界への挑戦――井上ひさしに執筆を頼んでいた「大悪人」の役とは?
第九章 夢の地図――琴平、赤穂から英語のせりふに挑んだニューヨークまで
第十章 勘三郎の出会った人々――ピエール・カルダン/ロバート・デ・ニーロ/宮沢りえ/杉村春子/勝新太郎/三木のり平/古今亭志ん朝
第十一章 思い出走馬灯――愛らしかった『娘道成寺』から幻と消えた『助六』計画まで
商品情報
書名(カナ) カンザブロウデンセツ
ページ数 288ページ
判型・造本・装丁 文庫判
初版奥付日 2015年10月10日
ISBN 978-4-16-790473-9
Cコード 0195

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