インタビューほか

みうらじゅんと糸井重里はもともとなかった仕事をやっていた。(後編)

『「ない仕事」の作り方』(みうらじゅん 著)

『「ない仕事」の作り方』(みうらじゅん 著)

>>前編よりつづく

みうら はい、サンリオのパンフレットを見ていたら、あの会社のデザイナーはみんなキノコの形の部屋の中でデザインしていたんです。メルヘンいっぱいの部屋で、ヒゲ面の人がデザインしてる写真が載ってて、あ、これはどうかしてる、ぼくに向いてるんじゃないかな! と思って受けにいったんです。当時、ぼくは「ガロ」に牛の漫画を描いていましたので、「これからサンリオに望むことは?」と面接で訊かれた時、「牛グッズを出したいと思ってます」と答えたら、「あ、それは自分でやってください」とあっさり言われて、それで……。

糸井 落ちた。

みうら ええ、もちろん落ちました(笑)。

糸井 ほかには受けなかった?

みうら シンコーミュージックを受けました。シンコーミュージックは、「ミュージック・ライフ」というロック雑誌を発行していたので、雑誌をタダでもらえるんじゃないかな!と思って、入りたかったんです。ところが面接で、ちょうどシンコーミュージックがヘビーメタルのファッション店をやろうとしている、という話をされました。「髪も長いし、どうですか」と誘われて、さすがにそっちはちょっと……。

糸井 ヘビメタじゃないから。

みうら そうですね。ぼくはどちらかというとハードロックのほうでしたから(笑)。



こちらもおすすめ
インタビューほかみうらじゅんと糸井重里はもともとなかった仕事をやっていた。(前編)(2018.10.25)
書評はじめに(2018.01.16)
インタビューほかバカ田大学卒業生・みうらじゅん×久住昌之が語る、赤塚不二夫さん(前編)(2016.07.14)
インタビューほかバカ田大学卒業生、みうらじゅん・久住昌之が語る「赤塚不二夫」とは何者か(後編)(2016.07.15)
インタビューほか「ない仕事」を作るには。画期的ビジネス書(?)の登場(前編)(2015.11.25)
インタビューほか「ない仕事」を作るには。画期的ビジネス書(?)の登場(後編)(2015.11.26)
書評「幸せになりたい」ではなく、「いまが幸せだ」と思う癖をつけよう(2015.08.21)
書評オレはそれを「自分なくしの道場」と呼ぶね(2015.04.03)
「ない仕事」の作り方みうらじゅん

定価:本体660円+税発売日:2018年10月06日