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大人の都合で何度も親が替わり、今は二十歳差の〝父〟と暮らす優子。家族皆から愛情を注がれた彼女が伴侶を持つとき。心温まる物語。
身分違いゆえ秘めた想い、愛を守るための嘘、命をかけた恋。150万部「八咫烏シリーズ」本編では描かれなかった、鮮烈な6編。
ネットで広がるデスゲーム。提示された試練をクリアすると積みあがる「いいね」の山。若者を危険にさらす「管理人」をマコトが追う!
お草さんが営む「小蔵屋」で働く頼れる店員・久実。ついに久実にも春が……!? 浮き立つ店に衝撃のニュースが飛び込んでくる。
「お前の居場所は、俺が作るから。泣くな」異彩の少年に導かれた孤独な少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。鮮烈なデビュー小説。
「私はただ幸せになりたかっただけなのに」。31歳、独身、派遣OLの春菜は、男に騙され、仕事も切られ、騙す側になろうと決めた。
昭和21年2月、GHQに憲法試案を拒否され英語の草案を押し付けられた日本。内閣法制局の佐藤らは不眠不休で任務に奔走するが。
突然の異動命令に不穏な動きを察知した美智。秘密の音声ファイルを開くと、そこには会社の存続に関わる危機が待ち受けていた――。
日本橋のたもとで大店の主たちが無残にも斬り殺された。手口からみると、やったのは腕のたつ武士のようだ。半年前の事件に似ていた。
姥捨の郷で嫡男・空也の成長を楽しみに穏やかに暮らす坂崎磐音とおこん。江戸帰還を決意し、田沼一派の刺客である唐人と決戦に臨む。
秋深まる江戸を目の前に望む多摩川六郷の渡し。幼子を背負った夫と子を宿した妻の一行は、待ち構えていた黒羽織の役人に止められる!
この本は、理系コンプレックスを抱える文系男を自認する著者が、養老孟司さんら理系のトップランナーたちと対話し続けた記録である。
母の肺癌判明を機に出会った世界的物語作家と聖路加の医師が文学から医学の未来まで語り合う。未曾有のコロナ禍を受けて新章増補版。
鋭い観察眼と言語センスで巷に溢れる「言葉尻」をとらえ続ける「週刊文春」人気連載をいきなり文庫化。著者自身が描いた挿絵も痛快!
娘の誕生、先妻の死、鬱屈を抱えながら小説に向き合う日々……「藤沢周平」になる迄の苦悩の足跡を遺された手帳から愛娘が読み解く。
2013年から1967年にかけて名刑事クワンの警察人生を遡りながら香港社会の変化も辿っていく、珠玉の連作短編集。