作品
お金を振り回すと世界はボコボコになる。この国が何事も本気じゃないのは数字ひとつ測れないからだ。虫を愛するふたりの文明対談。
30年以上前に書かれた立花隆氏のキリスト教観の一端を表す幻の原稿を収録。南米の「神の国」で立花氏は何を見て、何を感じたのか。
絶対王政の時代、王のいないオランダでは市民生活が凄まじく輝いていた。フェルメール、レンブラント他40点の名画で紐解く。
時は2004年、貫多は小説「けがれなき酒のへど」でついに文壇にデビューする。奮戦する新進作家の日々を描く遺作長篇1000枚。
山口組がなぜ分裂し現在どのように対立しているのか。抗争を繰り広げる暴力団と取り締まる警察の双方を取材する筆者によるレポート。
かけがえのない人間関係を失って傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを真摯に問いかける短編集。
スターアナウンサーに「不倫疑惑」が浮上。同僚たちにも、次々とスキャンダルが降りかかる。彼女たちに迫るテレビ局の「闇」とは?
プーチンのウクライナ侵略が日本に突きつけた課題とは。迫りくるロシア、中国の脅威。今の時代は、“知”が武器になる!
晴朗な知性に裏打ちされた静謐な筆の冴え。あるときは栄光、またあるときは汚辱。途方もない血族の闇を剔出する自伝的小説集。
わが子のスポーツでの活躍に興奮し熱中する親たち。勝つためなら指導者の暴力・パワハラ・セクハラにも目をつぶる、恐るべき実態。
「捨てないで、……私を」ラブドールと暮らす男が、生身の女性と恋に落ちた。前途で男を待ち受ける危険と陥穽とは?
大御所・徳川家康に「二年後に死ぬ」呪いがかけられた。その呪いを解くには妖刀村正で呪詛者の首を刎ねなければならないが……。
唐・玄宗皇帝の時代。絶対的権力者に抗おうとする若者と、人に人らしからぬ生き方を強いる体制を糺そうとする若僧の、心熱き戦い。
占領軍に骨抜きにされた焦土で戦地帰りの男たちが立ち上がる。終戦直後と高度成長期の「2つの東京」を描くエンタテインメント作品。
「不憫」とはどんな思いか、「怒(いか)る」と「怒(おこ)る」はどう違うのか等、「喜怒哀楽」を表す言葉の奥に潜む気持ちを探る。
「すべてを患者さんのために」現役生活55年の消化器内科医である著者ががんになって感じたこと、若い医師たちに伝えたいことを語る
「ハイジの道」の“フロー体験”、ローマの廃墟群と“水中世界”……圧倒的に美しく知的興奮に満ちたハイパートラベル当事者研究本。
事故で脊髄を損傷、重度の障害を負ったにもかかわらず、医師であることをあきらめなかった男がいる。彼は、今日も診療を続けている。
就職、子育てから近しい人の死まで…。人生の岐路に効く名回答を厳選した週刊文春「悩むが花」傑作選。佐藤愛子氏とのお悩み対談も。
横浜に川崎の土地神達が乗り込んできた。そこに町田の大神も参戦し……なぜこんな戦いが起きたのか? そしてこの“戦争”の行方は?
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