作品
篤実で機転のきく男たちを求めた魏の始祖・曹操。その期待に応え国づくりを支え、衰亡のはじまりにも逃げなかった名臣、名将ら七人!
有望な若き代議士の周りには彼を操ろうとしている人たちが。ニセモノが総理になっていいのか。そう感じた女性記者が彼らの闇に迫る。
火付盗賊の極大師が光國の元に降った。義仙と了助は配下の3人を追う。東照宮討ち入り謀反に切支丹の潜伏。了助の成長著しい完結編。
日本と中国の混血児として孤独だった少年は大明国で頭角を現し、台湾の民族的英雄・鄭成功となる――血沸き肉躍るエンタメ長編。
新聞の「尋ね人」の欄に秘められた男女の機微、祭の夜に訪れた客を待つ意外な再会、そしてタイムカプセルに封じ込められた秘密とは?
人気シリーズのスピンオフから、文庫オリジナルの書下ろし作品まで...。大注目の作家たちが送る豪華警察アンソロジー。
人の目には見えないウツログサ。植物の妖怪に近く多くは無害だが人につくと宿主の欲望を読み成長する。つかれた人々と祓う男の物語。
頼朝亡き後、将軍を継ぎ酒食に溺れる長男・頼家。弟・北条義時と共に夜叉のごとき苛烈さで幕府を守り抜く政子を描く圧巻の歴史巨編。
美人と評判の太物問屋の後添い・お仙に脅迫状が届く。亭主に相談された勘之助からの頼みを断れず、清兵衛は用心棒をする羽目に……。
天草を守った武将・麟泉。民に愛された姫・お京。異国との架け橋になった少女・おせん。かなしみの秘史に、はじめて光を当てる!
突然“動くものが見えなくなる”という異変に襲われた遊牧の民。生き絵師のマーラは、表情も動作も伝わらない現実を突きつけられる。
峠の茶屋の中年夫婦。夫は滅法腕がたち、妻はとても賢い。夜逃げ家族、女盗賊など珍妙な客が続々と。痛快な歴史エンタテインメント。
またしてもコンビを組まされた元哉と亜澄の幼馴染刑事。殺されたノンフィクションライターが調べていた昭和の銀幕スターを追うが。
当真から一方的に関係を打ち切られた奈緒。失意の中、彼女は「暁月家分家の末裔」と自称する青年と出会い、一緒に当真を捜すことに。
『時雨の記』で知られる芥川賞作家の中里。山荘での独居を楽しみ『秀吉と利休』を上梓した野上。豊かな日常を綴った極上の随筆。
ぼくが持つある能力。それは、死者が見えること――。恐怖の帝王得意の青春物語+ホラー。これで面白くないはずがない、円熟の逸品!
太平洋戦争では、様々な極限のドラマが生まれた。その中から、山本五十六の戦死にからむ秘話などを証言者を得て追究した戦争の真実。
エンパシーとは意見の異なる相手を理解する能力。この概念を様々な学術的分野の研究から繙き新たな思想の地平に立つ知的興奮の一冊。
口入屋の主が殺された。その斡旋で仕官した元浪人は自害していた。元浪人の妻の挙動が怪しい。情理兼ね備えた秋山久蔵の処断が光る!
暮れの町中で、阿漕な金貸し屋の宇兵衛が殺された。吉蔵は手下の金平と共に店の大福帳を調べるが、そこに覚えのある名を見つけ……。
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