作品
「落花流水」「鬼の子守歌」など最新4篇を収録。「メイキング・オブ・鬼平」インタビューには構成担当のひきの・しんじ氏が登場。
売り出し中の料理屋〈元喜世〉に突然現れた「平蔵の母」きえ。その真偽は、平蔵の真意は。切れ味鋭い逢坂版「平蔵」シリーズ第4弾。
〈アイ・ラブ・ユー〉を〈月が綺麗ですね〉と漱石が訳したとされる伝説はいかに生まれたのか? 国語教師のお父さんの推理が冴える!
老密偵の彦十は盗人宿を見張っている最中、居眠りをしてしまう。失態を恥じる彦十に平蔵は「湯治に行ってきたらどうだ」と勧める。
鍵職人弥彦は盗賊の一味だったが、平蔵の計らいで軽い刑に処された。更生し、自分の店を構える弥彦の元に昔の仲間がやってきて……。
明治以来、日本には多くの無私の人、潔い人、天晴れな人、つまり「美しい日本人」がいました。厳選した73人の生き方が、胸に迫る!
呉服問屋に“稲城の文治”が押し入り、火を付けて逃げた。文治といえば非道を嫌う本格のはず。平蔵は腑に落ちぬものを感じる。
「文藝春秋」創刊以来の名物として続く巻頭随筆から、選り抜き百篇を集めた一冊。芥川龍之介をはじめ、日本最高峰の文筆家がずらり。
<本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞>&<大人気読切ミステリー>
現役河合塾英語講師が、30余年に亘り心の支えとしてきた池波エッセイ、池波小説のすべてを語る。生誕100年を寿ぐ名作誕生!
新春吉例 人気作家豪華競演&文藝春秋、百年の記憶/第168回直木賞候補作発表
盗賊の手下だった男が殺された。頭領の居場所を白状したため、仲間に報復されたのだ。「密偵にすればよかった」と平蔵は悔やむ……。
“辛子の久兵衛”が水死体で見つかった。彼は廻船問屋に「盗み忘れたものがある」と忍び込んだが、その問屋には秘密があった……。
しつこく口説かれるおまさを助けた平蔵。彼女に言い寄っていたのは平蔵が“本所の銕”と呼ばれていた頃の古い馴染み、清太郎だった。
ル・パスタン――フランス語で「暇つぶし」。文豪にとり、それは食、劇、旅、幼少の思い出。さあ「自分のパスタン」を探しましょう。
巻頭カラーにてさいとう先生仕事場紹介、巻末に113巻までの全327話解説を収録。コミック 鬼平の歩みが凝縮された永久保存版。
殺さず、犯さず、貧しきものから盗まずの昔気質で知られた盗人、雲居の信次郎。信次郎は記憶を失い、裏長屋で女と暮らしていた……。
※未刊行の書籍は、刊行予定が変更になる場合があります。