作品
容赦ない気候、肩書とは無関係な動物たち。自然と暮らせば人は謙虚に自然になれる! 週刊文春の人気連載エッセイ待望の単行本化
直木賞作家・司馬遼太郎の創作活動はまず小説誌を中心にすすめられた。1961年に発表された11篇を収録。単行本未収録作2篇を含む
天才的企画力と底知れぬエネルギーで人気作家として活躍した直木三十五の生涯とそのひとに迫る書き下ろし評伝決定版。口絵多数
損料屋に身をやつし、与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせて、次々と難事件を解決する喜八郎。短篇連作5篇を収録
いよいよ『梟の城』で直木賞受賞、作家・司馬遼太郎の大活躍がはじまる1960年に発表された12篇を収録。単行本未収録作4篇を含む
直木賞受賞前の2年間に書いた短篇16篇を収録。「面白倶楽部」「講談倶楽部」など商業誌に発表したものが大半を占めるようになる
上司の不始末の責めを負って同心を辞し、刀を捨てた喜八郎。横暴を極める札差たちを向うにまわし知恵と度胸で丁々発止と渡りあう
風俗の世界に蹂躙された少女、悪質な集団自殺サイトの魔の手……ブクロのトラブルシューター・マコトが今日も事件解決に奔走!
京から江戸に下った豆腐職人・永吉と妻おふみ、そして子供たち。親子二代の有為転変にかけがえのない家族の絆を描いた直木賞受賞作
亡き藩主への忠誠を示す「追腹」を禁じられ、懊悩の年月を生きる初老の武士。人の世に生きる切なさを格調高く描く、感動の中篇集
サスペンスにあふれ、スリリングな展開に目を奪われたかと思うと、ユーモアとウィットで楽しませてくれる――著者ならではの短篇集
互いの家族を連れ、愛人と旅行中、娘が失踪。罪の意識に苛まれる母親を誰も救えない——。ラストが議論を呼んだ直木賞受賞の問題作
仕立屋の淳蔵はかつての親友夫婦に招かれ三十五年ぶりに訪れた故郷で出会った佳世と齢の差を超えて魅かれ合うが。直木賞受賞作
離婚して仕事もお金もなかった31歳から、直木賞受賞&再婚してしまった41歳まで。激動の十年の中で様々な思いを綴ったエッセイ集
文芸編集者として長年活躍した著者が、作家の素顔や受賞までの経緯を振返り、文学界の流れを通観する。芥川・直木賞の全データ付
何者かに息子を殺害された老タクシー運転手の心の痛みが、ジャズの哀調にのって語られる作品など四篇収録。好評シリーズ第四弾!
京都、多摩、流山、会津若松、宮古湾、函館など新選組ゆかりの土地を文章と写真で案内。読んで面白く見て楽しい傑作ガイドブック
映画撮影とは、監督、カメラマン、プロデューサー、俳優が各々の思惑と事情を抱えてぶつけ合う光の乱反射。直木賞受賞後長篇第一作
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