作品
台北郊外の街・淡水に引っ越した私立探偵の呉誠は、人捜しをきっかけに20年前に容疑者死亡で幕を閉じた連続殺人事件の真相に迫る。
神秘の森「闇戸」に伝わる神・スメラを探す旅を続ける琉劔一行。辿り着いた南の国には、国民から卑しまれる少年王がいるという――。
美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。
翠は「500年前に岩に封印された怨霊」を式神にすべく、相棒の一華をキャンプに誘う。霊のあまりの強さに、二人は再びピンチに!?
川崎から突然売られた喧嘩に右往左往する横浜の土地神たち。だがその裏に町田の大神の野望があった。話題の横浜土地神バトル第三弾。
母に連れられて、三吾の無料塾を訪ねてきた頼人。歴史にはずば抜けた興味と知識を持つが、ほかの教科には意欲をもてない様子で……。
看護師・卯月咲笑には、患者の「思い残し」が視える――病棟で起きる小さな奇跡に涙が止まらない、心温まるお仕事ミステリー。
大学教授を辞め私立探偵の看板を掲げた呉誠は連続殺人の容疑者に擬せられ、冤罪をはらすべく自ら真犯人を見つけ出すことを誓うが…。
13歳の少女の警護を任された水原。次々現れる刺客が狙うのは亡父の莫大な財産……のはずが、実は少女が水原の子だと告げられる。
偏屈会計士と口の悪いイケメン准教授、そして茶トラ猫のむぎちゃ。彼らのもとに、起業を目指す青年や家出少女がやってきて…。
大木のヤマザクラが目印のキャフェでは、季節の和菓子と茶が提供される。四季の移り変わりと共に、店に集う人々の交流を温かく描く。
介護施設経営者が殺害された。容疑者となった友を救うため、警視庁刑事が走る。高齢化社会の絶望と希望を描く社会派ミステリー。
東京下北沢の小演劇の聖地センナリ劇場で次々起こる怪事件を、劇場支配人ウィリアム近松太郎とバイトの光汰朗が快刀乱麻解決する。
翔也の次なる縁談相手は、牡鹿の付喪神を従える令嬢・樹里。使用人の炉子は、翔也への淡い恋心を隠しながら彼をサポートするが……。
凄腕の殺し屋ビリーが受けた「最後の仕事」。なんと標的を待つために小説家を装うことに!? 巨匠の企みに満ちたクライム・ノベル。
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