作品
百万円貸した整体師Kが夜逃げ?しかも我が家の車で!!心安らかな老後の日々を望むはじめから騒動また騒動が。抱腹エッセイ第三弾
「リコンしたおじいちゃんのことアイしてた?」と孫に聞かれてあわてたある日、本人が訪ねてきて……などなど傑作エッセイが満載
67歳を目前に書き始めた「我が老後」。齢80になっても気合と気概で怒り続ける日々である。痛快過激な老後の身辺雑記、第5弾
ヨン様にうつつを抜かす主婦、中国の反日教育、中学校の株式学習。間違ったことは許さない! 人気の激怒爆裂エッセイシリーズ
南の島に住む少年ティオが出会う人々との不思議な出来事を中心に、つつましさのなかにも精神的な豊かさに溢れた島の暮らしを爽やかに描く連作短篇集。小学館文学賞受賞作。(神沢利子)
アイヌの血を引くジンは、南極海に向かう大型船に密航する。仕事を得て、氷山曳航計画を担うこの船に乗船し続ける彼を待つものは…。
血が繋がらない継母、美佐子と暮らす海は、高校一年の夏に引っ越しすることになった。転校先で出会った忍と、距離を縮めていく。
60年代米国、未婚のシングルマザーの化学者・エリザベスは男社会で大奮闘するが――世界が共感した痛快エンパワー&エンタメ小説!
父と母、兄、美容師や見習い、古道具屋のおっちゃん……大阪文学学校講師の直木賞候補作家が人の生きざまを端正に描く秀作短編6編
32歳女性の「静かな崖っぷち」。新鋭作家が奏でる、おかしさに彩られた哀しさの夜想曲。絶賛を浴びた文學界新人賞受賞作を併録。
その幇間と遊んだ客はなぜか数日以内に非業の死を遂げる。紙問屋大松屋の若旦那が溺死。根岸肥前守たちが噂の幇間を追ってみると…。
お蔭まいりが大流行する中、小籐次親子や読売屋の空蔵が連携して人を救う? 書き下ろし300冊記念、人気者が帰ってきた!
二十年前に町を襲った豪雨。開店休業状態の旅館にふらりと現れた大学生。事故死した父。すべてが一つに繋がる時、慟哭が読者を襲う。
永代橋に佇み流人船をみつめる粋な年増。彼女の夫も人を庇い、かつて遠島に流された。胸を鷲掴みにされる復讐譚ほか傑作、快作四篇。
江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。
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