作品
本屋の私が行商に出向いたのは、孫ほどの娘を後添えに迎えた名主宅。披露した画譜が無くなり、彼女が盗んだとしか思えないのだが…。
〈第168回直木賞発表&直木賞作家大特集〉祝・小川哲『地図と拳』&千早茜『しろがねの葉』
<本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞>&<大人気読切ミステリー>
新春吉例 人気作家豪華競演&文藝春秋、百年の記憶/第168回直木賞候補作発表
映画事業で大成功をおさめ、その資金で革命家・孫文を支援し続けた梅屋庄吉。その情熱と葛藤、国境を越えた友情を直木賞作家が描く。
本屋が選ぶ時代小説大賞&冬の豪華読切小説 万城目学一挙230枚!
最後の木版浮世絵師といわれた光線画家・小林清親の波瀾に充ちた半生と江戸から明治に移りかわる風俗、庶民の生きざまをあざやかに描いた第百回直木賞受賞の長篇。(田辺聖子)
運命の出会いから始まる、ある2人の20年。人が人を想う時に生まれる、最高純度の奇跡の物語。
「小説家」になる!&秋の「読切」ミステリー祭
夫を殺した犯人は、かつての恋人だった。この男が裁判で「妻に殺害を依頼された」と証言。美しき未亡人は、悪女なのか、それとも。
無人になった山間の集落を再生させる。市長肝いりのプロジェクトは次々とトラブルに見舞われ、住民は一人また一人と去って行き……。
不登校になった美緒は、盛岡の祖父の元へ向う。羊毛を手仕事で染め紡ぐ作業を手伝ううち内面に変化が訪れ…。家族の再生の物語。
『夜に星を放つ』窪美澄
女浄瑠璃、手習いの師匠、料理屋の女将など江戸の町を彩るキャリアウーマンたちの心模様を描く直木賞受賞作。「恋風」「男の八分」「後姿」「恋知らず」「恋忘れ草」他一篇収録。(藤田昌司)
各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。
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