作品
DNAを設計し人工生命体を作る――。ノーベル賞受賞のゲノム編集技術や新型コロナワクチン開発、軍事転用など最先端科学の表と裏。
「鉢木会」の大岡昇平、吉田健一、三島由紀夫らとの衝突と交誼。親子の葛藤、老いと晩年。次男である著者が追想する人間・福田恆存。
90年代のAV業界に革命を起こしたSODの高橋がなりなど、社会の良識から逸脱し破天荒な試みをする人々を濃密に描き出した傑作。
21世紀末、日本の人口が約半数になる⁉ この大きな変化に対して私たちは何をなすべきか。十一人の識者による未来の処方箋。
母体保護法では障害を理由とした中絶は認められない。誤診で提訴した母親に医院側はそう反論。出生前診断が投げかける重い問題とは。
対外貿易で勢力を伸ばした「開国派」平家と、土地を媒介に主従関係を築いた「鎖国派」源頼朝。中国王朝の興亡が両者の帰趨を決めた!
「怖い絵」シリーズなどで絵画鑑賞に新たな歓びを提示してきた著者による、知的ユーモアにあふれ、ときにスリリングなエッセー集。
水道橋博士生放送降板事件の真相、石原慎太郎と三浦雄一郎の因縁、涙無くして読めないエピローグなど、疾風怒濤のノンフィクション。
クレイになれなかった男・消えた三塁手・自殺したマラソンの星―勝負の世界に賭けて燃え尽きていった者たちの姿を描いた古典的名著。
森友事件報道のスクープ記者はなぜNHKを退職したのか。自殺した近畿財務局職員の遺書公開へとつながった渾身のノンフィクション。
天皇制と立憲デモクラシーの共生はいかにあるべきか。現上皇陛下の「おことば」をきっかけに思索を深めた、ウチダ流・画期的天皇論!
還暦婚のアガワと背徳愛のオオイシが、結婚・仕事から下着選び・更年期対処法・理想の死に方まで語り尽くします。赤裸々本音トーク!
あさま山荘、日の丸飛行隊、列島改造、ロマンポルノ――。生真面目さと娯楽志向が交錯する戦後史の分水嶺を、若い世代へと語り継ぐ。
カエルの子宮、猿の脳みそ、ゴリラ肉……。未知なる珍食を求めて、世界を東へ西へ。探検家の高野秀行さんが綴った抱腹絶倒エッセイ!
この本は、理系コンプレックスを抱える文系男を自認する著者が、養老孟司さんら理系のトップランナーたちと対話し続けた記録である。
母の肺癌判明を機に出会った世界的物語作家と聖路加の医師が文学から医学の未来まで語り合う。未曾有のコロナ禍を受けて新章増補版。
柳井社長の「うちの会社で働いてどういう企業なのかぜひ体験してもらいたい」という言葉を自分への招待状と受け止め潜入を決意する。
この世ではあなたが知らないだけで奇妙な出来事が日夜起きています。動く人形に訳ありの廃村。三木住職の元に寄せられた実話怪談。
W受賞デビュー後二年で、初めて初版部数が減る、という事態に直面した作家自らが「売れる本」の作り方をスペシャリストに取材。
インパール作戦の悲惨と愚劣を記録するシリーズ第三弾。戦車支隊の最期を描く「全滅」と「祭師団」の悲劇を描く「憤死」が一冊に。
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