作品
幕末の戦乱で東吾は行方不明、源三郎も落命するが、花世や麻太郎、源太郎たちは逞しく成長し、激動の時代を確かな足取りで歩きだす
リーマン・ショック以降の金融不安は、愚かなる動物=人間の性が起こした事件である。人間の深淵を見つめ、危機に立ち向かえ
カリブ海の白人農園主と黒人女奴隷の間に生まれた混血児ながら、父の祖国フランスで将軍になった文豪デュマの父親の破天荒な生涯
現代文学の巨人、中上健次はいかにして作家になり、いかにして死んでいったか。幼少期から最期までを丹念な取材で描いた傑作評伝
徳川慶喜が大政奉還を決意する一方、水面下で大きく膨らむ討幕の気運。武力衝突前夜の暗闘を克明に描く。全12巻、毎月順次刊行予定
臨死体験研究家の女性が歓喜仏の絵に抱かれて縊死した。その額には第三の目が! チベット「死者の書」をテーマにした本格ホラー
上司との不倫を解消したらバイヤーから閑職へ!? 落ちこむ34歳「男運最悪」な彼女の前に現れたのは「推定童貞」草食男子だった
お家断絶で裏長屋暮らしの宍倉六佐衛門は、妻に先立たれて逼塞の日々。絶好の死に場所を得て槍を手に立ち上がった彼の運命は……
日の丸、靖国から、皇室報道、ファッション誌まで……オウム事件後10年間のニッポンの右往左往ぶりを鋭くえぐる痛快エッセイ集
父の仇を討つべく江戸に身を潜めた喬四郎だが、その日を暮らすのに精一杯。仕方なく引き受けた用心棒稼業が、いつしか本業に……
「嵐山吉兆 食卓」シリーズ第2弾は、山の幸、海の幸が豊富になってくる秋篇。レシピ本としても料理エッセイとしても楽しめます
東城大の虎・速水と、帝華大の伏龍・清川がまだ医学生で剣道部員だったバブルの頃。2人のあいだに医鷲旗をめぐる伝説の闘いがあった
若き妻とまだ見ぬ娘へ、戦場から書き綴った手紙の束。その中には精一杯に生きて戦死した普通の日本人の真実の言葉が詰まっていた
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか——ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー
総項目数1万2千の言葉をエスプリと毒をきかせて定義しなおす一家に一冊、抱腹絶倒の書。著者にかかると日本語はかくも面白い
今年で6回目、応募総数1万2025件の中から選ばれた「読むとHAPPYになる」新聞記事のセレクト集。思わず笑顔がこぼれます
幕末、宣教師として来日した仏人カションとその妻お梶、日仏幕末外交の裏側を描きつつ、日本を愛した2人の生き様を綴る異色作
東京下町の松華学園の江戸文化研究会を事件が続けて襲う。青葉樹の父は、元警察官で作家志望。この事件の元をたどると驚愕の事実が
ナチュラルなメイクおとし石けん、アトピー用せっけん、犬用せっけんなど、詳細レシピに加え、贈り物にできるパッケージ法も
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