作品
この、戦後を代表するエコノミストが21年前に綴った警告の書は、今の我々にこそ必要な言葉に満ちている。本書が日本の処方箋だ
ナチスドイツ興亡の時代を背景に、ドイツ、日本、イスラエル3国にまたがる3人の主人公の生と死。著者畢生のライフワーク再登場
脳科学者として時代の最先端で活躍しながら、文学をこよなく愛する著者が、「クオリア」という概念を武器に斬りこむまったく新しい文学論
ペットの世話・塾の送り迎え代行・納屋の整理・恋人のふり——そんな仕事のはずだった。元同級生の多田・行天がくりひろげる日常と冒険
冬子は29歳の妊婦だが、予定日を過ぎても子供は生れてこない。そして妊娠3年目、冬子の周囲に思わぬ事件が起きたおかげで…
OL上りの店主・澪、人形マニアの冨永くん、謎の修復師・師村さんの3人が力を併せて人形にまつわる謎を解決するほのぼの短篇集
通訳として多忙な中、30代で授かった息子は、母のユーモアを糧にすくすく育ち、見事東大合格。シモネッタの痛快爆笑子育て論
ふくろうの兄弟が樹上でキスしたり、赤ちゃんが親に頬ずりしたり、老夫婦が巣の中で体を寄せ合う、小さなふくろうの家族愛写真集
「好きよ」。たった一言を残して、愛果は雪の日にビルから飛び降りて自殺した。そして愛果の同僚、董子の周囲に愛果の亡霊の影が……
愛する術も、思い切る術も、ひとりで生きる術も識っている。だからこそ……。女たちの心が胸に迫る、小池真理子の恋愛作品集第3弾
同期入社の祥一郎と付き合いながら、彼の上司とも不倫している新入社員の翠。恋愛はゲーム感覚と思っていた翠にとんでもない事件が
陽気で派手で愛に溢れ——そんなイタリア気質にすっかり染まった通訳田丸氏。イタリアと日本、文化の掛け橋の日々はスリリング!
日露戦争後、海軍の軍艦設計の中枢にいて「長門」「夕張」「古鷹」など世界を驚かせた性能の軍艦を設計した平賀譲の業績の集大成
家庭料理の決定版とされる母の名著に、現在の読者に必要な注釈、新レシピを付けて復刻。いのちを養う家庭料理の真髄を伝える
少年期から昭和二十年の終戦までの前半生。その素顔、家族、信条、愛読書、政治観、世界観、歴史観などを激動の生涯とともに振り返る
林家三平亡きあとも林家一門を支えて隆盛に導いた「おかみさん」。満載の秘話から明かされる「妻」「母」「経営者」としての達人ぶり
日本人の真の姿が最もよく分かるこの年代を、映画、文芸、音楽、政治、犯罪、災害など世相の硬軟とりまぜて、独自の視点から振り返る
背広を日本に紹介し、背広の言葉をつくったのは誰か。それは西洋服に情熱を注ぎ慶應義塾内に「衣服仕立局」もつくった福沢だった
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