作品
共産主義国家で起きた連続殺人。だが捜査にはKGBが介入、事態は混迷する……独裁政権下の刑事の絶望的な戦いを描く警察小説
華麗なイリュージョンを駆使して恐ろしい殺人を重ねる“魔術師”にライムが挑む。04年度「このミス」2位を獲得した最高傑作!
取り戻せない過去に思いを馳せつつバイクを駆る男たちと、彼らを愛した女たち。心に傷を負った男女7人の“いま”を描く連作短篇集
現代を生き抜くための社会の「暗黙知」、お金との賢いつき合い方を伝授します。東大で語られた知恵のエッセンスが、いまここに!
大正に生まれ、戦火を逃げのび、戦後の自由な時代の波に乗り……平凡だが幸せな姫野版「女の一生」。直木賞候補にもなった傑作長篇
爆発的流行が近いにも拘らず十分な対策がなされていない各種インフルエンザ。その原因から対処法までをわかりやすい図解で説明
06年、世界を驚愕させたF1参戦。07年、佐藤琢磨による2度の入賞。08年、シーズン途中で無念の撤退。亜久里の語る真実とは
若く、アルバイトでその日その日をつなぐ、寄る辺ない男女の、京都・鴨川べりに展開する人間模様。温かい感動に包まれる傑作長篇
あまたの傑作を残して世を去った赤塚不二夫。彼が生前に残したこの自叙伝には、涙と笑いに満ちた人生がたっぷりとつまっている
上場会社の個人株主としては日本一の竹田和平さんに長時間インタビューし、大富豪への道を研究。世の類書にない圧倒的な説得力
釧路で書道教室を開く篠塚夏紀は、出生の謎をとくために根室へ向かう。新官能派女流作家が、北海道を舞台に描く書下ろしミステリー
政治、経済、思想、インテリジェンスの混迷は、贋物が本物の顔をして横行しているからだ。今こそ“真贋”を見極める確かな視座を
あくなき食への興味。自称「オンナ池波正太郎」大田垣晴子が、すっぽん、馬肉からタパスまで、喰って喰って、世相を斬る画文集
ベストセラー『たった一人の老い支度』の著者が、いまを生きる人々と日常に潜む“現代のミステリー”を描く、書き下ろし小説
梨園の親子であり、舞台人でもある松本幸四郎と松たか子の率直で親密な往復書簡。雑誌連載中に迎えた嫁ぐ日を巡る言葉が胸に迫る
花師と絵画修復師の2つの顔を持つ佐月。藤田嗣治の絵の修復のため立ち寄った寺で、昔の恋人に再会して……。書下ろしを含む3篇
殺された女性エステティシャン。作家・有栖川有栖への不審な電話と、大阪府警に届く火村英生宛の挑戦状。名コンビが活躍する8篇
東大合格者のノートは美しい。最後までテンションが落ちない。その“ノート術”を科目別、性格別に紹介、解説した全く新しい参考書
同棲相手との金をめぐる喧嘩が悲喜劇的な表題作と、女が偏愛するぬいぐるみが悲惨な結末を迎える「焼却炉行き赤ん坊」の2篇を収録
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