作品紹介

第26回松本清張賞受賞作
魅力的なキャラクターを選考委員全員が絶賛!
西南戦争を舞台に落ちこぼれ兵士の活躍を描く
痛快歴史エンタテイメント開幕!!

【内容紹介】
大阪で与力の跡取りとして生まれながら、家が明治維新で没落したため幼いころより商家に丁稚奉公に出された錬一郎は、それでも士族の誇りを失わず、棒きれを使って剣術の真似事などをして周囲の人間から「へぼ侍」と揶揄された。
1877年、西南戦争が勃発すると官軍は元士族を「壮兵」として徴募、武功をたてれば仕官の道も開けると考えた錬一郎は意気込んでそれに参加する。
しかし、彼を待っていたのは、料理の達人、元銀行員、博打好きの荒くれなど、賊軍出身者や異色の経歴の持ち主ばかりの落ちこぼれ部隊だった――。

綿密な時代考証のうえに大胆なストーリー展開を描き出す、時代小説の新鋭の誕生です。

担当編集者より
山本兼一さん、葉室麟さん、青山文平さん
ら、数々の歴史時代小説作家を生み出した松本清張賞から、また大型新人がデビューしました。
本書の魅力は何といっても選考委員全員が絶賛した、キャラの立った登場人物たち。彼らの関西弁による軽妙なやり取りは、ページをめくる手を止めさせません。
また時代小説としても骨太で、大胆なストーリー展開に歴史上の人物たちを違和感なく乗せる手腕は新人離れしたものがあります。
目次
壱之章 道修町のへぼ侍
弐之章 神戸捕物帖
参之章 宇土・熊本戦線
四之章 人吉ニセ札狂騒曲
伍之章 延岡に散る意地
六之章 パアスエイド
七之章 再び浪速にて
終 章 また負けたか大阪侍

著者

坂上 泉

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