本の話

読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア

キーワードで探す 閉じる
息子の不登校の原因に、家族で向き合った実録コミック『大原さんちの不登校』

息子の不登校の原因に、家族で向き合った実録コミック『大原さんちの不登校』

「学校に行きとうなか…」朝、息子はそう言った

『大原さんちの不登校』(大原由軌子)
発売日: 2023/09/08

「学校に行きとうなか……」
原因は「ゲーム中毒?」「課題?」「発達障害?」「体罰?」
中学生次男の不登校に、家族で真摯に向き合った実録マンガ

自分の子供が「学校に行きたくない」と言い出したら、あなたはどうしますか? ネット上で賛否両論を巻き起こした『息子がいじめの加害者に?』に続く、「大原さんち」シリーズの最新刊。今回のテーマは“不登校”。

中学生になった大原家の次男レイだが、1年生の夏休み直前から様子がおかしくなった。朝、起きられない、食欲がない、遅刻が多い。やがて、クレジットカードの無断使用が発覚。レイがゲームソフトに課金していたのだ。自分がオンラインゲームの中毒であることをレイは告白する……。

一方、学校からの課題(宿題)提出に追い込まれ、レイはノイローゼ気味に。同級生の制服に穴を開ける、腕時計を壁に投げつけるなど、問題行動が目立つようになる。スクールカウンセリングでは、発達障害の疑いを指摘される事態に。八方塞がりの現実から逃避するためか、レイは禁止されたはずのゲームに再びのめり込むようになる……。

2年生の9月、ついにレイは学校に行くことができなくなった。不登校の背景に、担任教師による「体罰」があることを、レイはカミングアウトする……。「ゲーム中毒」「課題」「カウンセリング」「体罰」。問題山積のなか、レイは学校に戻れるのか? 

不登校児は全国24万人。その処方箋ともなる実話マンガ。

くわしく見る

プレゼント
  • 『俺たちの箱根駅伝 上』池井戸潤・著

    ただいまこちらの本をプレゼントしております。奮ってご応募ください。

    応募期間 2024/4/30~2024/5/7
    賞品 『俺たちの箱根駅伝 上』池井戸潤・著 5名様

    ※プレゼントの応募には、本の話メールマガジンの登録が必要です。

ページの先頭へ戻る