最新刊

故郷の青空

『故郷の青空』

定価:1,980円(税込)
発売日:2026年10月23日
判型:四六判

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営んできた、気丈な老婦人・お草。トラブルに巻き込まれ店を閉めて7年、お草は元従業員の久実やその恋人の一ノ瀬と再会し、日々を大切に暮らしていた。しかし、そんなお草のもとに不審な男性が訪れる……。家族でも友人でもない彼の正体とは? ちょっぴりビターでやさしい長編小説。

「紅雲町珈琲屋こよみ」とは

北関東の、観音様が見下ろす街・紅雲町(こううんちょう)。ここで、気丈なおばあさん、杉浦草はコーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営んでいる。日課の朝の散歩で出くわすちょっとした出来事や、お店の試飲のコーヒーを目当てに訪れる常連客たちとの会話をきっかけに、お草さんは街で起きた小さな事件の存在に気づくのだが……。

甘いだけじゃない、ちょっぴりビターな「日常の謎」系ミステリ。

最新刊『故郷の青空』から、
「新・紅雲町珈琲屋こよみ」として
新シリーズが始まります! コーヒーカップイラスト

登場人物紹介

杉浦草
杉浦草

コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の元店主。
着物に杖代わりの蝙蝠傘と腰籠といういでたちで散歩をするのが日課だったが、「小蔵屋」を閉めた後は、訳あって姿を変えている。

森野久実
森野久実

「小蔵屋」の元従業員。「小蔵屋」閉店後は、同じ場所にできた「カフェミトモ」で働いている。

森野大雅
森野大雅

久実の息子。幼稚園児。

一ノ瀬公介
一ノ瀬公介

久実の恋人。県内の有力企業・一ノ瀬食品工業の三男。

由紀乃
由紀乃

お草の幼馴染み。

寺田
寺田

小蔵屋に出入りする運送屋。
隣市で洋食店を経営する父親(通称バクサン)はお草の昔なじみ。

著者紹介

吉永南央

1964年、埼玉県生まれ。群馬県立女子大学卒業。2004年、「紅雲町のお草」で第43回オール讀物推理小説新人賞を受賞。08年、同作を含む『紅雲町ものがたり』(文庫化に際し『萩を揺らす雨』に改題)で単行本デビュー。以降、「紅雲町珈琲屋こよみ」はシリーズ化して人気を博し、テレビドラマ化もされる。他の著書に『オリーブ』『キッズタクシー』などがある。

シリーズ一覧

新・紅雲町珈琲屋こよみ新・紅雲町珈琲屋こよみアイコン

  • 故郷の青空

    故郷の青空

    2026/10/23

    「小蔵屋、閉店」のニュースから数年後の紅雲町。一時期は疎遠になったお草たちが再び交流を深める中、怪しげな男の影が近づく。

紅雲町珈琲屋こよみ紅雲町珈琲屋こよみアイコン

  • 時間の虹

    時間の虹

    2024/10/28

    小蔵屋に異変が。久実と婚約したはずの一ノ瀬が、8ヵ月も店に顔を出さないのだ。気丈にふるまう久実に、お草は声をかけられない。

  • 雨だれの標本

    雨だれの標本

    2025/10/07

    小蔵屋が映画の撮影地候補となり、さらにお草は監督本人から人探しを依頼される。持ち前の行動力でその謎の人物に迫るが……。

  • 薔薇色に染まる頃

    薔薇色に染まる頃

    2023/09/05

    殺された知人、生前の約束と怪しげな現金、最凶の男――。お草は事件の全貌が分からないまま、追われる少年と逃避行を続けることに。

  • 月夜の羊

    月夜の羊

    2022/10/05

    日課の朝の散歩の途中、メモを拾ったお草。そこに書かれていたのは《たすけて》というひと言……。助けを求めているのは、いったい誰?

  • 初夏の訪問者

    初夏の訪問者

    2021/10/06

    紅雲町にやってきた、親切と評判の男。だが彼はお草に自分は息子の良一だと告げ、証拠まで見せる。男は本当に死んだはずの息子なのか?

  • 黄色い実

    黄色い実

    2020/09/02

    小蔵屋の頼れる店員・久実についに春が……!? 浮き立つ店だったが、元アイドルの女性への暴行事件で、小蔵屋にも不穏な気配が漂う。

  • 花ひいらぎの街角

    花ひいらぎの街角

    2019/06/06

    お草は、若かりし日々を共に過ごした旧友のために本を作ろうと思い立つ。だがその過程で個人データ流出事件に巻き込まれ……。

  • まひるまの星

    まひるまの星

    2018/03/09

    山車蔵の移転問題がもちあがったが、話し合いが思うように進まない。奔走するお草は、町全体に関わる過去のある重い事実にたどり着く。

  • 糸切り

    糸切り

    2016/12/01

    紅雲町にある小さな商店街が改装されることに。だが様々な思惑が絡んで計画は空中分解寸前。お草さんはもつれた糸をほぐせるか?

  • 名もなき花の

    名もなき花の

    2014/07/10

    新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっかけに止まった彼らの時間を、お草さんは動かすことができるのか?

  • その日まで

    その日まで

    2012/11/09

    小蔵屋の近隣では最近、詐欺まがいの方法での不動産取引が噂になっている。お草が背景を調べ始めると、そこには因縁の男の影が……。

  • 萩を揺らす雨

    萩を揺らす雨

    2011/04/08

    コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むお草さん。店の常連客達との会話がきっかけで、街で起きた事件の解決に奔走する。オール讀物推理小説新人賞受賞。

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