映画「居眠り磐音」公開記念プレゼント

『武士の賦』あとがき

決定版刊行に際して

「居眠り磐音」によせて

佐伯泰英作品 初の映画化! 映画「居眠り磐音」◎佐伯泰英作品 初の映画化! 映画「居眠り磐音」

病気平癒を祈る旅路で磐音、激闘す!

お知らせ

2019.05.09
2019年5月9日『雨降ノ山』『狐火ノ杜』が発売されます
2019.04.10
映画「居眠り磐音」公開記念 読者プレゼント実施中
2019.04.10
「『武士の賦』あとがき」を公開しました
2019.04.10
2019年4月10日『武士の賦』『雪華ノ里』『龍天ノ門』が発売されます
2019.03.07
2019年3月8日『寒雷ノ坂』『花芒ノ海』が発売されます
2019.02.08
「決定版刊行に際して」を公開しました
2019.02.08
2019年2月8日『陽炎ノ辻』が発売されます
2019.01.10
「居眠り磐音」によせてを公開しました
2018.12.25
2019年1月4日『奈緒と磐音』が発売されます
2018.12.25
「居眠り磐音」決定版刊行記念 プレゼントキャンペーン2019実施中 ※終了しました
2018.12.25
特設サイトが公開されました

著者紹介

佐伯泰英

1942年、北九州市生まれ。 日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』をはじめ、滞在経験を活かしてスペインをテーマにした作品を発表。99年、時代小説に転向。「密命」シリーズを皮切りに次々と作品を発表して高い評価を受け、〈文庫書き下ろし 時代小説〉という新たなジャンルを確立する。2018年、菊池寛賞受賞。おもな著書に、「居眠り磐音」「酔いどれ小籐次」「新・酔いどれ小籐次」「密命」「吉原裏同心」「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕物控」「交代寄合伊那衆異聞」「古着屋総兵衛影始末」「新・古着屋総兵衛」「空也十番勝負 青春篇」各シリーズなど多数。

『武士の賦』あとがき

『居眠り磐音』シリーズのスピンオフというか、外伝を本正月に『奈緒と磐音』、そして、今回四月に『武士の賦』と二冊書いてみた。

『奈緒と磐音』は長大な五十一巻の主人公二人の知られざる物語で、二人の幼き日を回想するように書いた。

 奈緒と磐音の心情を想像しつつ追憶する作業の最中、不思議な感情に捉われた。というのも決定版『居眠り磐音』の手直し作業をしながらの創作であり、あらゆる世代の磐音と奈緒が混沌と私の前に現れるのだ。

 それにしても創作者はまだいい、思いつくままに書いているのだから。

 一方、編集、校正・校閲諸氏は作者の思い付きに振り回される。本編の五十一巻とスピンオフとの長い物語の展開に数多みられる矛盾や齟齬に遭遇するたびに、多大な時間を弄して、整合性を得る解決策を見つけねばならないのだ。それでも直しきれない箇所がいくつか残った。

 大変勝手なお願いだが、スピンオフはスピンオフとして楽しんで頂けないだろうか。


 今回の『武士の賦』は、別の問題が生じた。

 最初『利次郎の恋』という仮題で物語を書き進めてみたが、五十一巻のシリーズでキャラクターが出来上がっている脇役が主役を務めるのは無理があると、途中で気付かされた。そこで利次郎一人の物語ではなく、佐々木道場の若い門弟たちの青春グラフィティのような構成になった。そしてタイトルを『武士の賦』と変えた。

 ここでも編集、校正・校閲、装画の諸氏、そして、書店さんや読者諸氏に混乱を招く結果となったことを深くお詫びせねばならない。


 やはり五十一巻で完結した物語のスピンオフは、徒や疎かに手を染めてはいけないという教訓を得た。その教訓にも拘わらず筆者の頭には勝手な考えが浮かんでいる。もう一度だけ外伝に挑戦できないか、それが長いシリーズ『居眠り磐音』の終章となる気がする。

 実現するかしないか、筆者の迷う日がしばらく続きそうだ。


 桜と梅があわせ咲く熱海にて

佐伯泰英

シリーズ一覧

友を討ったことをきっかけに江戸で浪人暮らしの坂崎磐音。隠しきれない育ちのよさとお人好しな性格で下町に馴染む一方、“居眠り剣法”で次々と襲いかかる試練と敵に立ち向かう!

決定版

書き下ろし新作

映画情報

佐伯泰英作品 初の映画化! 映画「居眠り磐音」

2019年5月17日(金)全国公開
主演:松坂桃李
監督:本木克英
配給:松竹

佐伯泰英作品 初の映画化! 映画「居眠り磐音」

2019年刊行スケジュール

決定版は全51巻を、文春文庫から毎月順次発売します。
新作 は書き下ろし新作です。

1月
新作『奈緒と磐音』
2月
1巻『陽炎ノ辻』
3月
2巻『寒雷ノ坂』
3巻『花芒ノ海』
4月
新作『武士の賦(もののふのふ)
4巻『雪華ノ里』
5巻『龍天ノ門』
5月
6巻『雨降ノ山』
7巻『狐火ノ杜』
6月
8巻『朔風ノ岸』
9巻『遠霞ノ峠』
7月
10巻『朝虹ノ島』
11巻『無月ノ橋』
8月
12巻『探梅ノ家』
13巻『残花ノ庭』
9月
14巻『夏燕ノ道』
15巻『驟雨ノ町』
10月
16巻『螢火ノ宿』
17巻『紅椿ノ谷』
11月
18巻『捨雛ノ川』
19巻『梅雨ノ蝶』
12月
20巻『野分ノ灘』
21巻『鯖雲ノ城』