最期の夏、世界にしがみつくように、恋をした。

『トイレのピエタ』

松永大司:著

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イントロダクション

漫画の神様・手塚治虫が死の縁まで綴っていた日記。本作の脚本・監督を務める松永大司が、その最後のページに残されていた「トイレのピエタ」のアイディアに出会ったのは、今から遡ること10年ほど前だ。排泄のための場所に描かれるピエタ。それは人が生まれて死んでいく、この世界そのものを表現しているのではないかと直感した松永は、アイディアをプロットにしたため、これを監督デビュー作にしようと心に決めた。

【ピエタとは】聖母子像。磔にされて命を落としたキリストを両手に抱いたマリアの像で、ミケランジェロをはじめ様々な芸術家が作品にしてきた、キリスト教における重要なイコンの一つである。「トイレのピエタ」イメージカット

最も純粋で痛切なラブストーリー
君に出会い、僕は描く

ストーリー

画家への夢を諦めてフリーター生活を送っていた宏は、突然余命三ヶ月の宣告を受ける。残された時間を知るまでは、この夏もいつものように、ただやり過ごすだけの季節になると思っていた。それが人生最期の夏に変わってしまった時、立ちはだかるように現れた女子高生の真衣。
「私が生きてるんだから生きろ」
宏は、容赦なくありのままの感情をぶつけてくる真衣に翻弄され、戸惑いながらも、生と死の間に強烈な光を見る……。
もっとも純粋で痛切なラブストーリー。

映画「トイレのピエタ」2015年6月6日(土)ロードショー
キャスト:
野田洋次郎/杉咲花/リリー・フランキー/市川紗椰/古舘寛治/MEGUMI/岩松了/大竹しのぶ(友情出演)/宮沢りえほか
監督・脚本:
松永大司(第1回劇場用長編監督作品)
原案:
手塚治虫
配給:
松竹メディア事業部©「トイレのピエタ」製作委員会

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プロフィール松永大司(まつながだいし)プロフィール写真

1974年東京都生まれ。大学卒業後、俳優として矢口史靖、サトウトシキ、鈴木卓爾監督等の作品に出演。2001年頃から自主制作映画やミュージックビデオ、CM、映画のメイキング等を監督する。09年には、TVの特撮番組「レスキューファイアー」の監督を1年間務める。11年、以前から友人であった現代アーティスト・ピュ~ぴるの八年間の軌跡を追ったドキュメンタリー映画「ピュ~ぴる」監督し、発表。この作品はロッテルダム国際映画祭、全州国際映画祭、パリ映画祭など数々の映画祭から正式招待され絶賛される。他のドキュメンタリー監督作品に、日本総合格闘技PANCRASの試合や選手たちをとらえた「MMAドキュメンタリーHYBRID」やゴスペルの本質を探求した「GOSPEL」がある。

『トイレのピエタ』書影

野田洋次郎初主演作
映画「トイレのピエタ」原作

『トイレのピエタ』

定価:
1100円+税
発売日:
2015年5月16日
判型:
四六判
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