文庫解説
記事一覧
-
ハードボイルドに、ほどよいセンチメンタリズム。逢坂版「鬼平犯科帳」は優れた江戸の警察小説だ
-
絵師・とよが、父・河鍋暁斎の影であがきながら摑んだ真の芸術の光
-
多才な児童文学者の感性を豊かに育てた土壌とは? 秘話満載の珠玉のエッセイ
-
「日本のミステリー、ハードボイルド史上、こんなにカッコいい女性主人公はいない」大沢在昌が描く「女のリアリティー」
-
夜の大連と同じ“匂い”がする――大沢在昌が描く「中国」というリアル
-
「過去と戦うスーパーヒロイン」矛盾が蔓延する社会で、如何に真贋を見極めるか
-
読者の脳細胞に直接刺戟をあたえる倉橋由美子の名エッセイ
-
読む前と後では、日常が微妙に違ってくる
2024.04.11書評 -
ツチヤ節はアリストテレスもビックリの楽しいヘリクツなのだ!
-
自己犠牲を強いることも、受け入れることもない、しなやかで新しい英雄の登場
-
「好き」の先にあるものは
-
祝・麻之助! 「ここから始まる未来」を予感させる、記念すべき一冊
-
キャラの魅力でたっぷり読ませる北欧ミステリーの女王の最新傑作
2024.02.23書評 -
「言葉なし」でも他者と一緒に居る可能性を探る、批評家の最後の闘争
-
結婚は解放だった……自由に鋭利な男女観を綴った大庭みな子