作品紹介

空間政治学の鮮やかな達成

明治時代にできた皇居前広場は天皇、左翼勢力、占領軍によって、それぞれの目的のために使われた。定点観測で見えてくる日本の近代。

書評・インタビュー

※外部サイトへ移動します

担当編集者より
今も日本の中心で静けさをたたえる皇居前広場。明治時代に設営されたものの「無用の長物」とされた場所はやがて最大の儀礼空間と化していきます。罹災民であふれ返った関東大震災、白馬に乗った天皇が二重橋に登場、国民が嗚咽したシンガポール陥落。「血のメーデー事件」ではデモ隊と警察が衝突し、夜にはアベックたちの「愛の空間」に変貌。平成に入ってはYOSHIKIが奉祝曲を奏で、EXILEが踊った――。このドラマチックな歴史空間を、当時の新聞や雑誌のほかに、日記や回想録、小説、東京案内、教科書、GHQの遺した映像、書簡などを用いながら徹底的に浮き彫りにします。ユニークな視点で思想史を探る原武史さんならではの「空間政治学」の決定版です。

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く