書名(カナ) | ゲンパツヲトメルヒトビト サンテンイチイチカラカンテイマエマデ |
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ページ数 | 352ページ |
判型・造本・装丁 | A5判変型 小口折 |
初版奥付日 | 2013年09月25日 |
ISBN | 978-4-16-376650-8 |
Cコード | 0095 |
日本の脱原発は、すでに実現している。――小熊英二
世論調査で7割が「脱原発」支持。しかし、選挙では争点にならず。実際は二〇一二年五月に全原発が停止。その後も関西電力2基の稼動だけで日常生活は支障なく動いた。「民意」は、どこで、どのように示されていると考えるべきか。
いま路上で起こっていることは、新しい社会を作る機運だ――世界に類を見ない日本の反原発運動を、気鋭の社会学者が現場から徹底分析する。
誰が、いつ、どのように、行動を起こしたか。
官邸前からの証言――2012年に注目された「金曜官邸前抗議」の主催者たち5人が、原発事故直後からの流れを語る。
官邸の中からの証言――震災時の最高責任者である菅直人元首相が、その命令責任と、官邸内から人々の動きがどう見えたかを語る。
それぞれの証言――全国各地の反原発運動に参加した50人のプロフィールを、それぞれの手記で綴る。
以上の証言を踏まえ、編著者の小熊英二がこの現象をどうとらえたか、衆参の選挙分析も含め、100枚の論考で示す。
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