今日も亀岡拓次は、きっとどこかでロケ中……。ブログを更新するように時々追加されていくので楽しみにしていてください。ちなみに[詳しく読む]を押すと原作を少し立ち読みできますのであわせて楽しんでくださいね。
ベネチア映画祭ノミネート！「なんでもサウダーデ――ポルトガル」『のろい男』より
もう1年前になるんですね。急遽、新造さんの代役ってことで抜擢されて、ポルトガルのナザレって町までいって撮った映画がベネチア映画祭でノミネートされたそうです。あのシーンほんとに飲んでるんですよねぇ。ワインをガブガブ飲んで、イワシを指でつまむうち、カメラが回りはじめたんですが……
「カモナラブ」に出演します！「カモナラブなんかではない――都心」『のろい男』より
テレビの連続ドラマに出ることになりました。保育園の用務員役です。映画以外の仕事は久しぶりです。異様にハイテンションなプロデューサーにひき気味のスタッフというなんとも独特の空気でしたねぇ……
とにかく待つ。「アイナメ――伊東」『のろい男』より
映画の現場は待つところなんです。
この前の酒田定男監督の「ライフ、みじかし」の撮影で伊東に行ったときも、待ち時間があったんで、海の方に行ったら、防波堤で地元のおっさんたちと知りあったんですよ。
声かけたら意気投合しちゃって、一緒に飲んじゃって。いやぁ、楽しかったなぁ。そういえば、その撮影のとき、他の出演者が来られなくなっちゃって……
燃えたの、俺が「へっちゃらだよ馬鹿野郎――東京」『のろい男』より
こんなこと書いていいのかなぁ……いや、かつての天敵、嫌味な衣裳のおばさんが居てなんと、15年ぶりに再会しちゃったんですよ。三河淳三監督の現場なんですけどね。ウエストのサイズがほんのちょっとかわるだけで文句言うおばさんだったんだけど、今度こそ文句は言わせない、と、俺はひそかに闘志を燃やしたわけですよ……
寒いっ！！ 「雪国ノワール――札幌」『のろい男』より
寒いです。札幌です。仁木田修監督の新作のロケです。さっき、下見を兼ねてさっぽろテレビ塔にのぼったんですが、エレベーターガールがかわいくて……。
大分に来ています 「かぼすと乳房――大分」『のろい男』より
どうも亀岡です。昨日もやっぱり飲んだわけですが、あ、今日は菊田松男監督の新作の撮影で大分にいます。（ナゾ之輔って役です）
昨日、ほろ酔いで商店街を歩いてたら、大きな天狗の神輿がありましてですね、見惚れてたら「楽しんじょるかい？」と声をかけてくる人がいるわけですよ。そのままある店に連れていかれたんですが、巨乳の婆さんがいてですね……
戌井昭人（いぬい・あきと）
1971年、東京都生まれ。1995年、玉川大学文学部演劇専攻卒業。文学座研究所を経て、97年、パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を立ち上げる。
2009年「まずいスープ」、11年「ぴんぞろ」、12年「ひっ」で芥川龍之介賞候補。
13年「すっぽん心中」で同賞候補、14年、川端康成文学賞受賞。14年「どろにやいと」で芥川龍之介賞候補。その他の著書に『松竹梅』『ただいま おかえりなさい』など。
Twitter:@inuwari
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俳優・亀岡拓次
脇役俳優の酒と仕事と恋 
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のろい男
映画にミラクルを起こす男。
俳優・亀岡拓次・40歳
