アナザーフェイス×警視庁追跡捜査係

刑事総務課の大友鉄は、育児との両立のため異動して2年が経った。そこに、銀行員の息子が誘拐される事件が発生。大友はある能力を買われて特捜本部に投入される――。元捜査一課のイクメン刑事が。“5万人の密室”に挑む極上のミステリー!
神田神保町で強盗放火殺人事件が発生。容疑者にスポーツ用品店店長の渋谷が浮上するが、任意捜査の最中に容疑者は自殺。翌日、真犯人を名乗る女性弁護士・篠崎優が出頭するが……。混乱する特捜本部に、大友鉄が加わり難事件に挑むシリーズ第2弾。
大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。それは、まさに上演台本通りの展開だった――。大友が過去と向き合いつつ、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる、出色の小劇場ミステリー。
捜査三課からの要請で、大友鉄は町田の駅前で老スリの現行犯逮捕を手伝う。同時に起きた自殺騒ぎで現場は攪乱され、大友はスリを取り逃がす痛恨のミスをおかす。消えたアタッシュケースの先に待ち受けていた驚愕のアナザーフェイスとは?
「燃える氷」メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。被害者の主任研究員はある画期的なシステムを開発していた。中国人窃盗団による宝石店爆破事件に関わった大友鉄は、夢のエネルギー資源をめぐる最悪の謀略に巻き込まれていく。「警視庁追跡捜査係」シリーズと相互クロスするシリーズ最大の難事件が幕を開ける!
白昼の新宿で連続殺傷事件が発生。無差別に通行人を切りつける犯人を、体当たりで抑え刺した男がいた。そのまま現場を立ち去り姿をくらました男の行方を追う沖田。一方、西川は都内で起きた強盗殺人事件を追っていたが、2つの捜査は交錯し始める。
5年前、渋谷で殺人を犯し国際手配されていた船田が帰国するとの情報が追跡捜査係に入った。無事逮捕したものの、黙秘を続ける船田に不審を抱く西川。一方、同じく5年前に起こったビル放火事件を追っている沖田は犯人の動機に疑問を抱き……。
都内で帰宅途中のOLの強盗殺人事件が連続して起きた。警察は連続殺人事件としての見方を強めていたが、手掛かりが少なく捜査は膠着しはじめる。捜査本部から嫌厭されながらも事件を追う沖田と西川だが、冷静な西川がいつもと違う様子を見せ……。
「犯人に心当たりがあります」。強盗殺人事件の容疑者が、服役中の男の告白によって浮かび上がった。しかし沖田は張り込み中に自らの失態で容疑者を取り逃がし、負傷。一方、西川はいつもとは違う容疑者の聞き込みに戸惑いを感じて……。
刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。ベンチャー企業が開発した、次世代エネルギー資源をめぐる国際規模の策謀に巻き込まれたのである。かつて強行犯係で大友と同僚だった沖田は、追跡捜査係に協力依頼がないにもかかわらず、西川と共に彼が手がけていた事件を洗い始める。解決されたはずの事件の闇に名コンビが迫る!

堂場瞬一・著

定価:(本体690円+税) 判型:文庫判
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堂場瞬一・著

定価:767円(税込) 判型:文庫判
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