作品
バルチク艦隊を驚異的な勝利で日本海に沈めた日本であったが、アメリカにおいての講和にいたる道のりは苦渋にみちたものであった
(7を参照)
戦局は煮つまってきた。健闘する日本軍はついに奉天に迫る。しかし海上ではロシヤは総力をあげてバルチック大艦隊を日本へ派遣した
(5を参照)
ロシアの南下を阻止すべく起ち上がった日本であったが、北上する主力軍の足元の旅順要塞が陥落しない。長篇全八巻いよいよ佳境へ
(3を参照)
ロシヤ東漸による極東の危機。明治という若い国の、国家的命運を賭して戦われた初めての総力戦。その開戦から講和までの一部始終を巨細もらさず再構成した記念碑的労作六千枚!
(1を参照)
(9を参照)
ベルリン陥落により幕を閉じた欧州戦線は、あらたな東西冷戦への序曲でもあった。ヤルタ会談の三国の思惑とヒトラーの最期を活写
ソ連軍と米英仏連合軍に占領地を次々に奪還され、戦場はついにドイツ本土へ。解放後の占領地にはナチスによる恐るべき犯罪の痕が
ソビエトの反攻を受けたナチス・ドイツは北アフリカでも退却を。一方、連合国側は大陸に橋頭堡を築くため史上最大の作戦を行なう
ドイツ国民の悲願を果したヒトラーはフランスへ侵攻、パリ占領、ロンドン空襲と戦線を拡大、東部では遂にソビエトとも戦火を交える
一九三三年一月ヒトラーはヴェルサイユ体制による様ざまな桎梏と経済恐慌に喘ぐドイツの首相に任命された。再び戦争へと傾いていく「第三帝国」の興隆と没落を描き切った歴史長篇。
GHQにとって敗戦日本の最大課題は天皇問題にほかならなかった。マッカーサーとの会見を極秘史料を駆使して再現し、天皇と太平洋戦争の関係を問いかえす注目のドキュメント。
戦争に勝利を収めたものの日本軍の損耗は甚しかった。米露の思惑と国内の反講和気運に苦悩する小村全権を描く最終巻。愈々完結!
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