作品
太平洋戦争最後の一年。レイテ侵攻へ動き出す米軍に日本海軍は最後の決戦を挑む。無数の群像劇で歴史のうねりを描く巨弾戦記完結編!
「のど自慢」「ふるさとの歌まつり」「紅白歌合戦」などの名司会で日本中を熱狂させた昭和を代表するアナウンサー宮田輝の初の評伝。
戦争を勝利に導いたアメリカ留学経験者たちの活躍。高橋是清、小村寿太郎、團琢磨などの視点から両国の絆とその破綻の過程を描く。
未曾有の大遠征、魚雷の使えない海面、荒れる洋上での燃料補給など難題山積。しかし密命を帯びた著者は遂に真珠湾への道を切り開く。
なぜイギリスは勝ち、日本は負けたのか。日本軍の行った「無謀な作戦」として知られる戦いを英、印の視点を交えて多角的に描く。
戦前プロ野球の草創期に一際輝いた沢村栄治。その軌跡と”すごさ”を、東大で六大学野球選手だった著者が自身の経験も駆使して描く。
昭和史研究家・半藤一利氏が見た、歩いた、語った、書いたエッセンスが詰まった永久保存版
「郷土を渡すな。全員死ぬのだ」陸軍二等兵として祖国の防衛戦に参加した比嘉真一。その体験を通し沖縄戦の凄まじい実相を描く長篇。
東条内閣の生みの親、木戸幸一。二・二六事件から終戦まで、日本の岐路で重大な役割を果たした政治家の生涯を追う。
作家たちの戦時の日記に刻まれた声に耳をすまし、非常時における日本人の精神をあぶり出した傑作評論。平野啓一郎との対談を収録。
靖国神社の奥まった一画にある神池に佇む老女は、特攻に散った夫と不思議な会話を続ける。戦後を生き抜いた彼女の半生を描く。
樺太で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフは故郷を奪われたポーランド人や、若き日の金田一京助と出会い、自らの生きる意味を見出す。
無謀なインパール作戦において、烈第三十一師団長佐藤幸徳中将は、将兵の生命こそ至上であるとして抗命を企てた。異色の戦争記録。
硫黄島と並ぶ激戦の地ペリリュー島。中川州男大佐の指揮下、米軍を散々苦しめて玉砕した日本軍の戦いを現地取材や経験者の声で再現。
重圧や病気を抱えながら多難な時代を乗り越え、いつも人の心に寄り添い続けた渡辺和子の自叙伝。自身が綴った貴重な随想集も収録。
和平か開戦か――太平洋戦争開戦直前に陸軍は何を考えていたのか。中堅将校たちが明かした本音とは。巨大組織の内幕が見えてくる。
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