作品
江戸川乱歩、徳川夢声、三島由紀夫、有吉佐和子など親しかった人たちの素顔と個性を知られざるエピソードや新事実で浮き彫りにした“ちょっといい”昭和人物小伝集。(矢野誠一)
更年期障害、骨肉の葛藤、人気作家の恍惚と不安、野球狂い、秘められた恋愛……同年同月生まれの親友が愛情をこめてつづる思い出
一個の青磁の壺が製作者と再会するまでに十余年。その歳月に壺が観照した人生の断面を、皮肉とユーモア溢れる絶妙の筆で生き生きと捉え、人間と壺の有為転変を鮮かに描き出す。
団地に住みたい――その夢がかなえられると、理想と現実との差が身にしみる。現代の典型的風景である団地に焦点をあて、人々の悩み多い生活の悲喜劇を描き出した長篇。(解説・塩田丸男)
(上を参照)
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