作品
日中復興のシンボルとして構想された製鉄所建設だったが、日本企業は中国首脳に翻弄される。日中の間で悩む陸一心が選んだ進路は
日本人戦争孤児で、中国人の教師に養育された陸一心。肉親の情と中国への思いの間で揺れる青年の苦難の旅路を、戦争や文化大革命などの歴史を背景に壮大に描く大河小説。(清原康正)
満州で生き別れた父子が三十七年目に再会したとき、父は企業を背負い、子は党と国家を背負っていた! 子が選ぶのは父か、中国か
陸一心が日中合作プロジェクトに参画した頃、残留孤児探しが本格化した。彼の幼時の記憶は甦るのか。物語は新たな展開を見せる!
陸一心――日本人戦争孤児で、中国人の教師に養われて成長した青年のたどる苦難の旅路を文化大革命下の中国を舞台に描く大河小説
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