作品
敗色濃い戦局の中、懸命の奮闘を続ける零戦パイロットと技術者たち。日米両国での取材と新資料で今次大戦を描く渾身の力作完結篇
変転著しい日本社会。そこでは今何が起こっているのか。新しい動きにどう対応すべきか。新時代を象徴する生き方を活写した傑作群
ソロモンから中部太平洋へ。米軍の本格的反攻が始った。戦局逆転の悲願をこめて新技術開発のため日本技術陣の必死の奮闘が続く…
時の内閣を倒した衝撃の調査報告「田中角栄研究」(立花隆)、大宅賞作品「ミカドの肖像」(猪瀬直樹)、「終わりなき旅」(井出孫六)を収録
第二次大戦の勝敗を決した大空の対決は日米の技術と国力、価値観の戦いだった。両国技術者、搭乗者のドラマを軸に描く決戦の全貌
ミッドウェー海戦の新事実を描いた『嵐のあと』(澤地久枝)、『陸軍特別攻撃隊』(高木俊朗)、『一死、大罪を謝す』(角田房子)を収録
金嬉老事件の知られざる事実を発掘した『私戦』など、法や社会に裁かれた人々を、刑事の眼ではなく作家の眼で見つめ直した三傑作
数百人の混血孤児に愛の手をのべた女性の生涯を追った『これはあなたの母』など、人同士の心の触れ合いと温もりが感動を呼ぶ三傑作
障害の苦難と闘う人、その家族、支援する人々のユニークな心と実践の記録。働き蟻でない、温もりある“第三の日本人の道”を拓く
時流に媚びず、逆境に屈せず、自らの信念、理性、情熱に殉じた人々の感動の軌跡。沢木耕太郎、鎌田慧、辺見じゅんの三傑作を収録
ガン、失語症、心疾患、脳卒中などの病いに立ち向い、挫折の中から自己の新たなる可能性と真の生きる意味を見いだした感動の五作
南洋に渡ったある娼婦の記録から英語を武器に社会進出を目指す現代女性のルポまで、明治以後の日本女性の内実を描いた四作品収録
病いと闘い、迫りくる死を直視しつつ綴られた日記、手記、詩歌など四作。限られた生を完全燃焼した人のみが遺せた愛と感動の記録
航空機事故、四日市・水俣の公害など、現代人の生存を脅かす事故・環境破壊と、それを生みだす高度技術社会の矛盾を抉った四傑作
国の内外で日々おこるさまざまな事件。社会変動、学術文化の話題。やがては時の流れの中に沈むそれらの中から真実を拾いあげ、その分析を通して、情報の捉え方、着眼点を考える。
ついに特攻機となった零戦。後継機の開発もままならぬうちに米軍はいよいよ本土への本格的攻撃を開始する。畢生の大作ついに完結
多発する大事故や次々に出現する未知の事態をどう見、どう考えたら良いのか? ノンフィクション作家としてビビッドな問題を追いつづける著者が明らかにする“現代の読み方”。
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