作品
作家・劇評家として一家をなし、廉直な人柄とユーモアで人々を魅了した戸板氏の素顔を、様々な文人との交流の中に描く傑作評伝
水原弘、越路吹雪、藤山寛美、トニー谷など一世を風靡したスターたちの藝と人生を、著者だけが知るとっておきのエピソードで綴る
初天神、四万六千日、餅つきなど、古典落語に息づく日本古来の伝統行事にふさわしい俳句を配し、失われた季節感や下町情緒、温かな人情を鮮やかに甦らせた好エッセイ。(小沢昭一)
岡部冬彦、常盤新平、山川静夫、石川喬司、矢野誠一ら粋人十人が披露する、古今東西有名無名、様々な人々の佳話逸話。「オール讀物」の人気コラム「ちょっといい話」文庫化第一弾。
人に一家言あり。凧絵師、幇間、あるいは木登り等、一芸に秀でた人たちの滋味あふれる言葉、そして桂文楽、ナベサダ、淀川長治、加藤唐九郎等、至芸の人達の人間の味を綴る。(矢野誠一)
「一度会ったら皆んなお友達」をモットーに、でっかい体とひとなつこい笑顔で親しくして頂いている塀の外のナイスな師匠、先輩、朋輩、友人たちを紹介させて頂きます。(矢野誠一)
前座ネタの「寿限無」から大ネタ「文七元結」までおなじみの古典落語を俎上にのせ、あらすじ、味わい方、噺の背景など落語の面白さ、そして奥の深さを解説したファン必携の一冊。
アダチ竜光、広沢虎造、牧野周一、シミキン、可楽、馬風――その芸ゆえに愛され、奇矯さも容認された、古き良き時代の芸人たち。その素顔を愛惜こめて語り綴る。(色川武大)
東京落語と上方落語のちがい、講談・漫談とのちがい、女の落語家は何故いないか等々、当代一流の落語家にして文化人である著者が落語に関するすべてをやさしく語る。(矢野誠一)
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