作品
フィリッピン女性と結婚する日本人男性は今や一万人。フィリッピーナは出稼ぎ先で、男達は傷ついた過去、言葉の壁を越えて結ばれる現代的愛の形を描いた大宅賞受賞作品。(井田真木子)
戦後十二年目にシベリア帰還者から遺族に届いた六通の遺書。その背後に驚くべき事実が隠されていた! 大宅賞と講談社ノンフィクション賞のダブル受賞に輝いた感動の書。(吉岡忍)
新造語の妙と毒舌で戦中・戦後のジャーナリズムをリードした著者の中学時代の日記抄を始めとし、主要著作を年代順に収録した一冊
敗戦後十二年目に遺族が手にした六通の遺書に秘められた驚くべき事実。第二十一回大宅壮一ノンフィクション賞を受けた感動の力作
戦火のサイゴンで子連れのベトナム女性と結婚した新聞記者が、家庭内で起こる小事件を通してアジア人同士のカルチャーギャップを軽妙に描く。大宅賞受賞作品。(井尻千男)
性の自由をむさぼりながら愛の不毛にいらだち、崩れゆく家庭からさまよい出て新しい人間のきずなを求める男と女。夫婦交換パーティや未婚の母の家など、アメリカ生活の体験ルポ。
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