アナザーフェイス×警視庁追跡捜査係

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堂場さんの素顔は…? Part.1男として惚れます。料理も上手?!

「打ち合わせでハマった時の早さ。勢い。意見を色々と交換して、動き始めるときの早さには驚かされます。決まったからにはすぐやりましょうと言ってくださる」

「早いですよね。お原稿も決めた期限より必ず早く上げてくださいます。そして意見も沢山聴き入れて、ストーリーに反映してくださる、オープンマインドが素晴らしいです」

「そして、引き出しが多い。とにかく多読な方ですが、以前イベントの時にいくつか影響を受けた本の1つに、フェイ・ケラーマンのリナ&デッカーシリーズを上げられていましたが、堂場さんにとって“家族”はキーワードなんでしょうね。“家族”という単位を警察小説の中で、意識的に書いてらっしゃるように感じます」

「“家族”を大事にする部分は“食”にも現れていますよね、アナザーフェイスシリーズは食のシーンが多い」

「中央公論新社さんでも堂場メシという企画のコーナーをやっていらっしゃいますもんね」

「堂場さんのお宅にお呼ばれして、堂場さんの手料理をご馳走になった時に振舞って下さったものは、力強い煮込み・炒めものだったかな。でも、味付けは繊細で、温かみがありました」

「対照的に『追跡捜査係』は食のシーンが少なくて、コーヒーと時計の描写が多い。西川の奥さんが淹れるコーヒーが抜群に美味いという設定で西川が自慢しています。沖田なんて食にこだわりないですもんね」

「そう考えると、堂場さんってけっこうオタクですね(笑)。以前、パソコン雑誌の編集部にいらっしゃったということもあると思いますが、気が付いたら、パソコンの話で打ち合わせの時間が終わったなんてこともありました。あとは、ハードロック。そして車。大友が乗っている妻の形見の愛車は〈アルファロメオの147GTA〉。コンパクトカーに、スカイラインGT-Rのエンジンを乗っけたような、とてもマニアックな車なのですが、そういう小物のディテールまで、細部にこだわっていらっしゃるのが良くわかります」

堂場瞬一・著

定価:(本体690円+税) 判型:文庫判
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堂場瞬一・著

定価:767円(税込) 判型:文庫判
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