単行本
単行本

文藝春秋企画出版

祝福された風景近代鉱業空間の風景論的考察

塩見 篤史

  • 定価:本体1,800円+税
  • 発売日:2014年03月12日
  • 発行:文藝春秋企画出版部
  • ジャンル:ノンジャンル

作品紹介

工場施設の抽象的な形態美だけでなく、疎外された負の側面も一体的に風景化していることは重要である。そして、外在的風景は自己完結的なものではなく、たえず相互に干渉し合うばかりではなく、生業の風景の浸透を受ける。……現代は、鉱工業・遺跡の風景デザインが新しい課題に直面しているといいたい。……我々は、鉱業跡地をデザインする場合、何を残し保全するか、また何を解体し捨て去るかを、実際に構築した人々が見てきた風景と無関係に判断することを、もっと恐れる必要があるのではないか。(第四章より)

担当編集者より
軍艦島などが契機となり、廃墟や廃線への注目が高まりましたが、それはかつてそこにあった人々の生活を想像することで、打ち棄てられた遺構が「生業としての風景」として異化されるからだ、と著者は言います。同じ異化の原理が働いて、現代における「工場萌え」ブームなどがあるとも指摘しています。フォルマリスムによる鋭い記述は、興味のある方にはぜひ読んでいただければと存じます。
商品情報
書名(カナ) シュクフクサレタフウケイ キンダイコウギョウクウカンノフウケイロンテキコウサツ
ページ数 272ページ
判型・造本・装丁 四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日 2014年03月12日
ISBN 978-4-16-008798-9
Cコード 0095

著者

塩見 篤史

感想を送る

本書をお読みになったご意見・ご感想をお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社ウェブサイト、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただく場合がございます。

※いただいた内容へのご返信は致しかねますのでご了承ください。
※ご意見・ご感想以外は、http://www.bunshun.co.jp/feedback/ から各部門にお送りください。

感想を書く